石巻市議会 > 2012-12-07 >
12月07日-議案説明・質疑・委員会付託-02号

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  1. 石巻市議会 2012-12-07
    12月07日-議案説明・質疑・委員会付託-02号


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    平成24年 第4回 定例会  平成24年石巻市議会第4回定例会会議録(第2号)                                           議事日程第2号  平成24年12月7日(金曜日)午前10時開議 第1 会議録署名議員の指名 第2 第145号議案石巻市復興産業集積区域における固定資産税及び都市計画税の課税免除に関           する条例                               第3 第146号議案石巻市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を           定める条例                              第4 第147号議案石巻市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに           指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方           法に関する基準を定める条例                      第5 第148号議案石巻市指定地域密着型サービス事業者及び指定地域密着型介護予防サービス           事業者の指定に関する基準を定める条例                 第6 第149号議案石巻市暴力団排除条例                         第7 第150号議案石巻市市道の構造の技術的基準等を定める条例              第8 第151号議案石巻市河川管理施設等の構造の技術的基準を定める条例          第9 第152号議案石巻市介護保険高額介護サービス費資金貸付基金条例を廃止する条例    第10 第153号議案石巻市電源立地地域対策交付金事業基金条例の一部を改正する条例     第11 第154号議案石巻市立学校設置条例の一部を改正する条例               第12 第155号議案石巻市立学校授業料等徴収条例の一部を改正する条例          第13 第156号議案石巻市子ども医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例       第14 第157号議案石巻市廃棄物の減量化及び資源化並びに適正処理等に関する条例の一部を改           正する条例                              第15 第158号議案石巻市都市公園条例の一部を改正する条例                第16 第159号議案石巻広域都市計画事業石巻市新蛇田地区被災市街地復興土地区画整理事業施           行に関する条例の一部を改正する条例                  第17 第160号議案石巻市下水道条例の一部を改正する条例                 第18 第161号議案石巻市営住宅条例の一部を改正する条例                 第19 第162号議案平成24年度石巻市一般会計補正予算(第8号)             第20 第163号議案平成24年度石巻市土地取得特別会計補正予算(第1号)         第21 第164号議案平成24年度石巻市水産物地方卸売市場事業特別会計補正予算(第4号)  第22 第165号議案平成24年度石巻市下水道事業特別会計補正予算(第3号)        第23 第166号議案平成24年度石巻市漁業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)     第24 第167号議案平成24年度石巻市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)     第25 第168号議案平成24年度石巻市浄化槽整備事業特別会計補正予算(第3号)      第26 第169号議案平成24年度石巻市市街地開発事業特別会計補正予算(第1号)      第27 第170号議案平成24年度石巻市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)     第28 第171号議案平成24年度石巻市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)      第29 第172号議案平成24年度石巻市介護保険事業特別会計補正予算(第5号)       第30 第173号議案平成24年度石巻市病院事業会計補正予算(第3号)           第31 第174号議案指定管理者の指定について(石巻市上釜ふれあい広場)          第32 第175号議案指定管理者の指定について(石巻市かなん有機センター)         第33 第176号議案指定管理者の指定について(石巻市サン・ファン・バウティスタパーク)  散 会                                          本日の会議に付した事件 議事日程のとおり                                                                              出席議員(30名)   1番  阿  部  久  一  議員    2番  丹  野     清  議員   3番  阿  部  純  孝  議員    4番  黒  須  光  男  議員   6番  髙  橋  左  文  議員    7番  山  口  荘 一 郎  議員   8番  大  森  秀  一  議員   10番  水  澤  冨 士 江  議員  11番  阿  部  欽 一 郎  議員   12番  安  倍  太  郎  議員  13番  遠  藤  宏  昭  議員   14番  千  田  直  人  議員  15番  櫻  田  誠  子  議員   16番  渡  辺  拓  朗  議員  17番  千  葉  眞  良  議員   18番  阿  部  正  敏  議員  19番  青  山  久  栄  議員   20番  阿  部  和  芳  議員  21番  西  條  正  昭  議員   22番  庄  司  慈  明  議員  23番  石  森  市  雄  議員   25番  森  山  行  輝  議員  26番  長  倉  利  一  議員   27番  伊  藤  啓  二  議員  28番  堀  川  禎  則  議員   30番  阿  部  政  昭  議員  31番  髙  橋  栄  一  議員   32番  後  藤  兼  位  議員  33番  髙  橋  誠  志  議員   34番  阿  部  仁  州  議員欠席議員(なし)欠  員(4名)                                          説明のため出席した者  亀 山   紘  市     長        北 村 悦 朗  副  市  長  笹 野   健  副  市  長        境   直 彦  教  育  長  伊 勢 秀 雄  病 院 局 長        柳 田 正 人  総 務 部 長           兼 病 院 局           石巻市立病院長  阿 部 明 夫  企 画 部 長        星   雅 俊  震 災 復興部長  堀 井   栄  河北総合支所長        相 澤 清 也  雄勝総合支所長  伊 藤   亮  河南総合支所長        石 川 文 彦  桃生総合支所長  新 藤 喜 悦  北上総合支所長        岡 田   伸  牡鹿総合支所長  須 田 昌 義  生 活 環境部長        水 野 正 昭  健 康 部 長  内 海 正 博  福 祉 部 長        阿 部 正 博  産 業 部 長  阿 部 善 弘  建 設 部 長        松 川   正  会 計 管 理 者  鷲 見 祐 一  病院局事務部長        佐 藤 和 夫  教 育 委 員 会           兼 病 院 局                 事 務 局 長           石 巻 市立病院           事務部門事務長                                          事務局職員出席者  日 野   智  事 務 局 長        佐々木 恭 弘  事 務 局 次 長  渡 邉 伸 彦  事 務 局長補佐        佐 藤 真 一  主     幹  髙 瀬 禎 幸  主     幹        佐々木 直 樹  主     査  星   貴 幸  主     査        齋 藤 悦 子  主 任 主 事 △午前10時開議 ○議長(阿部和芳議員) ただいまから本日の会議を開きます。欠席通告議員はありません。 本日の議事は、日程第2号をもって進めます。 △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(阿部和芳議員) 日程第1会議録署名議員の指名を行います。本日の会議録署名議員に12番安倍太郎議員、13番遠藤宏昭議員、14番千田直人議員、以上3議員を指名いたします。 △日程第2 第145号議案石巻市復興産業集積区域における固定資産税及び都市計画税の課税免除に関する条例 ○議長(阿部和芳議員) 次に、日程第2第145号議案石巻市復興産業集積区域における固定資産税及び都市計画税の課税免除に関する条例を議題といたします。本案について生活環境部長から説明を求めます。生活環境部長。 ◎須田昌義生活環境部長 ただいま上程されました第145号議案石巻市復興産業集積区域における固定資産税及び都市計画税の課税免除に関する条例について御説明申し上げます。 本案は、東日本大震災復興特別区域法に基づく復興推進計画の認定に伴い、同計画に定める復興産業集積区域内に設置された施設等に対する固定資産税及び都市計画税の優遇措置として、本条例を制定しようとするものであります。 主な内容といたしましては、認定復興推進計画に定められた復興産業集積区域の区域内において、復興推進計画の認定の日から平成28年3月31日までの間に当該対象施設等である家屋及び償却資産並びに当該家屋の敷地である土地について新たに固定資産税及び都市計画税が課されることとなった年度以降、5カ年度に限り免除するものであります。 対象要件といたしまして、復興推進計画を作成した県や市から復興推進事業の実施に係る認定書の交付を受ける必要があります。 なお、本条例により課税免除した場合は、同法の規定に基づき、固定資産税の減収額について、その全てが震災復興特別交付税で補填されることとなります。 それでは、条文に従いまして御説明申し上げますので、表紙番号1の1ページをごらん願います。 初めに、第1条は、本条例の趣旨を定めたものであります。 第2条は、課税免除の適用について定めたものであります。 第3条は、課税免除の申請及び決定について定めたものであります。 第4条は、この条例の施行に関し必要な事項の規則への委任を定めたものであります。 次に、附則でありますが、本条例を公布の日から施行しようとするものであります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(阿部和芳議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部和芳議員) 質疑なしと認めます。本案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、環境教育委員会に付託いたします。 △日程第3 第146号議案石巻市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例 △日程第4 第147号議案石巻市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例 △日程第5 第148号議案石巻市指定地域密着型サービス事業者及び指定地域密着型介護予防サービス事業者の指定に関する基準を定める条例 ○議長(阿部和芳議員) 次に、日程第3第146号議案石巻市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例から日程第5第148号議案石巻市指定地域密着型サービス事業者及び指定地域密着型介護予防サービス事業者の指定に関する基準を定める条例まで、以上3議案は関連がありますので、一括議題といたします。本3議案について健康部長から説明を求めます。健康部長。 ◎水野正昭健康部長 ただいま一括上程されました第146号議案石巻市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例及び第147号議案石巻市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例並びに第148号議案石巻市指定地域密着型サービス事業者及び指定地域密着型介護予防サービス事業者の指定に関する基準を定める条例について御説明申し上げます。 これらの3議案は、地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律の施行により介護保険法が改正され、国が法令で一律に事務の実施やその方法を定めている義務付け・枠付けが見直されたことに伴い、これまで国の法令で定められていた指定地域密着型サービス事業者の指定、人員、設備及び運営に関する基準等が市の条例に委任されたことから制定するものでございます。なお、3議案の条例制定に当たりましては、これまで厚生労働省令で定められていた基準等の内容を準用するものでございます。 初めに、第146号議案石巻市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例について御説明申し上げます。表紙番号1の3ページから5ページをごらん願います。 まず、第1条でございますが、第1条につきましては、3議案とも該当する条例の趣旨について定めたものでございます。 次に、第2条は、この条例において使用する用語について定義するものでございます。 第3条は、指定地域密着型サービスの事業の一般原則について規定しようとするものでございます。 第4条は、指定定期巡回随時対応型訪問介護看護の基本方針について、第5条は指定夜間対応型訪問介護の基本方針について、第6条は指定認知症対応型通所介護の基本方針について、第7条は指定小規模多機能型居宅介護の基本方針について、第8条は指定認知症対応型共同生活介護の基本方針について、第9条は指定地域密着型特定施設入居者生活介護の基本方針について、第10条は指定地域密着型介護老人福祉施設入所者生活介護の基本方針について、第11条はユニット型指定地域密着型介護老人福祉施設の基本方針について、第12条は指定複合型サービスの基本方針について、第13条は指定地域密着型サービスに関するその他の基準について規定しようとするものでございます。 次に、附則でございますが、3議案とも本条例を平成25年4月1日から施行しようとするものでございます。 次に、第147号議案石巻市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例について御説明申し上げます。表紙番号1の6ページから7ページをごらん願います。 第2条につきましては、この条例において使用する用語について定義するものでございます。 第3条は、指定地域密着型介護予防サービスの事業の一般原則について規定しようとするものでございます。 第4条は、指定介護予防認知症対応型通所介護の基本方針について、第5条は指定介護予防小規模多機能型居宅介護の基本方針について、第6条は指定介護予防認知症対応型共同生活介護の基本方針について、第7条は指定地域密着型介護予防サービスに関するその他の基準について規定しようとするものでございます。 次に、第148号議案石巻市指定地域密着型サービス事業者及び指定地域密着型介護予防サービス事業者の指定に関する基準を定める条例について御説明申し上げます。表紙番号1の8ページをごらん願います。 第2条につきましては地域密着型介護老人福祉施設入所者生活介護の入所定員について、第3条は指定地域密着型サービス事業及び指定地域密着型介護予防サービス事業の申請者の資格について規定しようとするものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(阿部和芳議員) これより質疑に入ります。質疑ありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部和芳議員) 質疑なしと認めます。本3議案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、保健福祉委員会に付託いたします。 △日程第6 第149号議案石巻市暴力団排除条例 ○議長(阿部和芳議員) 次に、日程第6第149号議案石巻市暴力団排除条例を議題といたします。本案について企画部長から説明を求めます。企画部長。 ◎阿部明夫企画部長 ただいま上程されました第149号議案石巻市暴力団排除条例について御説明申し上げます。 表紙番号1の9ページから10ページをごらん願います。暴力団排除については、全国的な暴力団排除機運の高揚等を背景に、平成3年、暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律が制定されました。これを受け、昨年4月に宮城県が暴力団排除条例を施行し、昨年中には全都道府県で条例が施行されております。さらに、47都道府県のうち22都道府県で全市町村が条例制定済みであり、東北地方は岩手県、宮城県を除き4県で全市町村が制定済みであります。宮城県では、現在全県的に暴力団に不当介入するすきを与えない枠組みを早期につくるべく対応しており、本市においても新たに条例を制定しようとするものであります。 それでは、以下条文に従いまして御説明申し上げます。 第1条は、この条例の目的について規定したものであります。 第2条は、本条例の用語を定義したものであります。 第3条は、本条例の基本理念について規定したものであります。 第4条は、市の責務について規定したものであります。 第5条は、公共工事等における措置について規定したものであり、第1項は公共工事等からの暴力団排除について、第2項は下請契約の相手方としないことについて、第3項は暴力団員等から不当な行為を受けたときの措置について規定したものであります。 第6条は、市民が自主的に取り組む暴力団排除活動に対する支援について規定したものであります。 第7条は、暴力団排除のための活動を行う者等の安全の確保について規定したものであります。 第8条は、訴訟を提起しようとする者に対する支援について規定したものであります。 第9条は、暴力団排除について理解を深めるための啓発活動について規定したものであります。 第10条は、県及び他の市町村との連携について規定したものであります。 第11条は、委任について規定したものであります。 次に、附則でありますが、本条例の施行期日を平成25年1月1日とするものであります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
    ○議長(阿部和芳議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。16番。 ◆16番(渡辺拓朗議員) 今入札不調が5割までいっているこの被災地は、特にこういった団体の一つの的になるのかなというような危惧もしなければならないと思います。例えば今入札不調の状況から、今後ますます全国の業者の協力を得なければならないという環境が必要と思います。そういったところで、そういう地方の業者がどういった団体なのか、やっぱり地域事情に詳しい者と連携とる必要もあるのかなというふうに思うのですが、この辺についてどのように考えていますか。 ◎阿部明夫企画部長 暴力団排除活動については、県の暴力追放運動推進センター等、こういう団体がありますので、そちらのほうとさまざまな情報の共有とか、あといろんな事象が起きたときの対応等について相談しながら、連携しながら対応していきたいというふうに考えております。 ◆4番(黒須光男議員) この暴力団の締めつけ、これはいいことだと思うのですが、他市ではこうした取り組みをいたしますと、例えばステッカーなんか張りますと仕返しがされていると、そういうようなのですが、何か仕返しされたようなことは、こういうようなこと、動きなんかはありますか、その辺お尋ねします。 ◎阿部明夫企画部長 昨年4月に宮城県のほうの暴力団追放の条例のほうが施行されておりますけれども、ステッカー等の提示とか、そういうものについての規定はされておりませんので、特に九州のほうで起きているような、そういうような事象については起きていないというふうに認識しております。 ◆4番(黒須光男議員) ちなみに、かつて市役所の庁内にべたべたとコンプライアンス条例のステッカーを張りました。今一枚もないのですね、あれ。あれちょっとおかしいのです。あの時期、なぜあれだけのステッカーを張らなければなかったのか。あの状況の中では、どうも市役所も、むしろ市役所自身がおかしいことをやっていたので、どうもあれは逃げの口実かなと私見ているのです。あのコンプライアンス条例、総務部長、あれからどうなって、どうしてあれからステッカー張らなくなったのか。企画部長ですか。どっちでもいいから答えてください。 ◎柳田正人総務部長 今回の条例とは別に、今お話ありましたコンプライアンスの関係、今私たちのほうで例えばどういう活動を、ステッカーの貼付も含めてですけれども、なかなか見えない状況になっているのは指摘のとおりかと思います。この辺どういう取り組みをすべきなのか、どういう内容がいいのかも私自身まだ自分自身の考えとして手元にございませんので、この辺今後どのような対応していくか、関係部署のほうとちょっと調整をさせていただきたいと思います。 ◆4番(黒須光男議員) 亀山市長になってからこれが消えてしまったのです。ところが、一生懸命コンプライアンス条例に取り組んだ人たちも市役所で随分出世しまして、今亀山市長になってからもその人たちも出世しているのです。なくなったのだけれども、その人たちが出世する、奇異な感じを私はしているわけです。市役所ですから、我々も今から予算なんかもあって議論するのですが、やっぱりまずいと思うとどうもふたをする、そんなすりかえの問題が出てきていますので、これは私はやっぱり政治家としてきちっと明らかにしていくと、つまびらかにしていくということが必要だろうというふうに思っております。やぶ蛇にならないようにひとつこういうのを出して、ほかのことはぬるいと言われないように、しっかり精査していただきたいということです。 ◆7番(山口荘一郎議員) 本条例について、先ほど提案内容を説明いただきましたとおり、宮城県において暴力団排除条例が施行されたことを受けて、県内の市町村で足並みをそろえて当市も制定を目指すということでありますが、まず1点確認をしたいのですが、今回県内全ての市町村が一斉にこの12月の議会で制定を目指しているということなのか、この点が1点。 また、今回条文が提示されておりますけれども、この内容も同一の条文になっているのか、その点をまずお伺いしたいと思います。 ◎阿部明夫企画部長 宮城県内の条例の制定状況でありますけれども、年度内制定は県内35市町のうち31市町が年度内に制定をするということで、未定が4市町村ということとなっております。 それで、状況は、10月1日施行が5つの町ですけれども、あと1月以降の施行につきましては、4市5町が1月施行ということとなっております。また、4月施行につきましては、3市5町が4月施行ということで、2月施行が1市という状況となっております。 それで、全て同じ内容かというような御質疑ですけれども、県の警察のほうから準則として出されておりますが、それを全て準用したということではなくて、石巻市なりの検討を加えて今回条例としているということで、全てのまちが同じ条文で制定するということではないということを御理解いただきたいと思います。 ◆7番(山口荘一郎議員) 県内の指定状況と条文の関係について御答弁いただきました。この条例の制定、今議会に向けて動き出すほかの市町村のホームページなどを見ますと、どの市町村もパブリックコメントを実施しています。石巻市においても今回パブリックコメントの実施をしましたが、寄せられたコメントがゼロ件だったというようなことは、そのパブリックコメント自体が市民の関心がなかったり、パブリックコメントを実施していたこと自体を知らなかったのかもしれませんが、もう一点としては昨年宮城県が制定したような先行した自治体の条文には住民の責務と、あとは事業者の責務といった項目、例えば宮城県の条例では事業者は契約書を締結をする際、契約の際に、相手方が暴力団員ではないことを確認するように努めるといった住民や事業者の責務が規定されています。このことがきっかけで他県ではお店に入れなかったりとか、そういったことで、いろいろ暴力沙汰につながっているというようなところがあるかというふうに思いますが、今回石巻市の暴力団排除条例には住民の責務、事業者の責務というものは規定をされていません。 今回の条例の位置づけをまず1点確認したいのは、これはいわゆる理念条例というような位置づけであるのかというのが1点、そしてまた市民の責務、事業者の責務の規定については、先ほど県警から提示された文書をそのまま採用したわけではないというようなコメントがありましたが、この責務についてはどのように庁内で議論されてきたのかお伺いしたいと思います。 ◎阿部明夫企画部長 初めの理念条例かという質疑でございますが、そのとおり理念条例だということで考えております。 あと事業者の責務と住民の責務についてはなぜないのかということでございますが、今回のうちのほうの条例につきましては、宮城県の条例を受けて、それをもとにつくったということで、宮城県のほうで事業者の責務と住民の責務というのをうたっているということで、ただ自治体の責務というのがないということで、それで今回うちのほうは市の責務ということで、宮城県の条例の中になかった部分を市のほうの条例の中でうたったということでございます。 ○議長(阿部和芳議員) 企画部長、もう一つ、パブリックコメントについて。 ◎阿部明夫企画部長 パブリックコメントにつきましては、御指摘のとおりゼロということで意見がなかったということで、御指摘のとおり住民の方々がこの条例に余り関心がなかったのか、その辺のところは調査していないので、わからないところではございますけれども、うちのほうのパブリックコメントのあり方そのものもホームページ等でパブリックコメント等を募集しているわけですけれども、その辺の周知についても今後より住民の方々が認識できるような方法をちょっと検討していきたいというふうに考えております。 ◆7番(山口荘一郎議員) 今回条例、市民の責務、事業者の責務を入れなかったのは、県でもう既にうたってあると。今回県の条例の中では各市町村の責務がうたわれていないので、それを補完するという位置づけでこの条例を制定したという答弁については了解しました。暴力団排除条例を市が策定をすることで、その姿勢を見せる、行政が暴力団に対する毅然とした姿勢を見せるという点は評価をしたいというふうに思います。 そこで、最後に質疑しますけれども、本条例の条文第6条から第8条までには暴力団排除活動に対する市民への支援なり安全の確保、訴訟の支援といった項目があります。これまでは、暴力団と市民の民事案件について、行政は民事不介入として警察や法律家の紹介などにとどめていたというふうに思いますけれども、今後この6条から8条を盛り込むことによって、実際に市民から相談を受ける場合、担当部署はどこが担うのか、またその対応に当たるための担当部署の体制、そして職員の教育などについてはどのように協議を進めているのか、整っているのか、最後にお伺いしたいと思います。 ◎阿部明夫企画部長 実際に暴力団等の相談につきましては、この条例の担当課は市民協働推進課になりますけれども、多分相談が来る場合は市民相談センターなりに入ってくるのかなということで、あと弁護士等への法律相談、そういうもの等も当然絡んでくるのかなというふうには考えております。それで、そういう相談があった場合は、その相談があった部署と、あと担当課であります市民協働推進課のほうと連絡をとりまして、警察署のほうなりと協議しながら適切に対応していきたいというふうに考えております。 ○議長(阿部和芳議員) ほかにありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部和芳議員) なければ、これをもって質疑を終結いたします。本案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、総務企画委員会に付託いたします。 △日程第7 第150号議案石巻市市道の構造の技術的基準等を定める条例 ○議長(阿部和芳議員) 次に、日程第7第150号議案石巻市市道の構造の技術的基準等を定める条例を議題といたします。本案について建設部長から説明を求めます。建設部長。 ◎阿部善弘建設部長 ただいま上程されました第150号議案石巻市市道の構造の技術的基準等を定める条例について御説明申し上げます。 本案は、地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律の施行により道路法及びいわゆるバリアフリー法が改正され、これまで法令で定められていた道路構造の技術的基準や移動等円滑化のために必要な道路の構造に関する基準に基づいて道路の計画や設計、施工を行っていた設置基準等が条例に委任されたことから、条例を制定するものでございます。 それでは、内容について御説明申し上げますので、表紙番号1の11ページをごらん願います。 まず、第1条において、本条例の趣旨を記載しております。 次に、第2条及び第3条において、市道の構造の技術的基準及び市道に設ける道路標識の寸法について政令及び省令の基準のとおり規定しようとするものでございます。 次に、第4条につきましては、高齢者、障害者等の移動等の円滑化のために必要な新設特定道路の構造の基準を原則として国土交通省令で定める整備基準を採用することとし、宮城県条例で定める基準が国土交通省令で定める整備基準を上回る項目については、宮城県条例で定める基準を採用する旨を規定しようとするものでございます。 次に、附則でございますが、本条例を平成25年4月1日から施行しようとするものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(阿部和芳議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部和芳議員) 質疑なしと認めます。本案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、産業建設委員会に付託いたします。 △日程第8 第151号議案石巻市河川管理施設等の構造の技術的基準を定める条例 ○議長(阿部和芳議員) 次に、日程第8第151号議案石巻市河川管理施設等の構造の技術的基準を定める条例を議題といたします。本案について建設部長から説明を求めます。建設部長。 ◎阿部善弘建設部長 ただいま上程されました第151号議案石巻市河川管理施設等の構造の技術的基準を定める条例について御説明申し上げます。 本案は、地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律の施行により河川法が改正され、これまで法令で定められていた河川管理施設等の構造の技術的基準に基づき河川の改修計画や設計、施工を行っていた基準等が条例に委任されたことから、条例を制定するものでございます。 それでは、内容について御説明申し上げますので、表紙番号1の12ページをごらん願います。 まず、第1条において本条例の趣旨を記載しております。 次に、第2条において、河川管理施設等の構造の技術的基準について、政令及び省令の基準のとおり規定しようとするものでございます。 次に、附則でございますが、本条例を平成25年4月1日から施行しようとするものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(阿部和芳議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部和芳議員) 質疑なしと認めます。本案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、産業建設委員会に付託いたします。 △日程第9 第152号議案石巻市介護保険高額介護サービス費資金貸付基金条例を廃止する条例 ○議長(阿部和芳議員) 次に、日程第9第152号議案石巻市介護保険高額介護サービス費資金貸付基金条例を廃止する条例を議題といたします。本案について健康部長から説明を求めます。健康部長。 ◎水野正昭健康部長 ただいま上程されました第152号議案石巻市介護保険高額介護サービス費資金貸付基金条例を廃止する条例について御説明申し上げます。 表紙番号1の13ページをごらん願います。石巻市介護保険高額介護サービス費資金貸付基金は、高額介護サービス費の支給を受ける見込みのある被保険者が介護サービス費の自己負担の支払いが困難な場合に、その支払いに要する費用の一部を貸し付ける高額介護サービス費資金貸付制度を運用するための貸付金の原資として平成12年度から設置しておりました。しかし、利用実績は一度もない状況でありましたことから、予算による貸付制度を新設し対応することにより、本貸付基金条例を廃止しようとするものでございます。 次に、附則でございますが、この条例は公布の日から施行しようとするものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(阿部和芳議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部和芳議員) 質疑なしと認めます。本案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、保健福祉委員会に付託いたします。 △日程第10 第153号議案石巻市電源立地地域対策交付金事業基金条例の一部を改正する条例 ○議長(阿部和芳議員) 次に、日程第10第153号議案石巻市電源立地地域対策交付金事業基金条例の一部を改正する条例を議題といたします。本案について企画部長から説明を求めます。企画部長。 ◎阿部明夫企画部長 ただいま上程されました第153号議案石巻市電源立地地域対策交付金事業基金条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 東日本大震災による被災地支援を目的として電源立地地域対策交付金通達が改正され、既存の基金について災害により処分計画の遂行が著しく困難な場合は、当初の目的に加え災害復旧及び復興事業に活用できることとされました。これを受け、本市電源立地地域対策交付金事業基金のうち、東日本大震災により全壊となった石巻市牡鹿地区表浜センターについて、保有する基金を災害復旧及び復興事業に活用できるようにするため、所要の改正を行うものであります。 それでは、改正内容について御説明申し上げますので、表紙番号1の14ページ、あわせて表紙番号4の条例の一部改正新旧対照表の1ページをごらん願います。 附則に附則第3項として1項を加え、東日本大震災への対応として基金の処分を定めた第5条第1項の規定にかかわらず、当分の間基金の全部または一部を東日本大震災からの災害復旧及び復興事業に要する経費に充てることができるようにするものであります。 次に、附則でありますが、本条例を公布の日から施行しようとするものであります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(阿部和芳議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。18番。 ◆18番(阿部正敏議員) この関連で表浜センターの復旧、復興ということだと思うのですけれども、こういった電源立地給付金の関連の基金の運用について、こういった旧牡鹿地区の運用に限られるのか、合併しまして広くそういったものを運用できるのかどうか、そこをちょっと確認したいと思います。 ◎阿部明夫企画部長 今回の電源立地対策交付金の対象事業というのが決まっておりまして、表浜のセンター以外でこの基金の対象となりますのは、牡鹿地区の文化交流センター、ほっとまるですけれども、あと市道寄磯線、あと石巻市立保育所運営事業ということで、それらに該当しているということで、そのほかにも牡鹿町の合併する前の電源立地交付金で設定された事業ですので、ほとんどは牡鹿地区の事業となっております。 それで、今回この活用については、表浜センターが全壊して維持管理経費を活用できないと、表浜センターのほうに活用できないということでの使い道ですので、それについては牡鹿地区だけではなくて、全市的に復興、復旧事業に使っていいという話ではありましたけれども、これの使い道については牡鹿地区の牡鹿総合支所の復興、復旧にかかわる人件費のほうに充当するというような形で、あくまでも牡鹿地区の中でその基金については活用したいというふうに考えております。 ◆18番(阿部正敏議員) 本来であれば復旧、復興予算というのは、国のほうからそういった助成制度で補助されるわけですけれども、本来一時的にこれを運用するという形で、いずれそういった予算で措置されれば基金にもう一回組み戻すというような流れに、資金の使途等はなるのですか。 ◎阿部明夫企画部長 表浜センターの基金については、表浜センターに使いなさいという形で限定されておりましたので、それが今回表浜センターが全壊して使えなくなったということで、それで国のほうではそういうものについてはほかのものに使っていいよということでの通達があったということで、それで今回表浜センターの基金を取り崩して、それで人件費のほうに充てるというような形で考えていると。 ○議長(阿部和芳議員) ほかにありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部和芳議員) なければ、これをもって質疑を終結いたします。本案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、総務企画委員会に付託いたします。 △日程第11 第154号議案石巻市立学校設置条例の一部を改正する条例 ○議長(阿部和芳議員) 次に、日程第11第154号議案石巻市立学校設置条例の一部を改正する条例を議題といたします。本案について教育委員会事務局長から説明を求めます。教育委員会事務局長。 ◎佐藤和夫教育委員会事務局長 ただいま上程されました第154号議案石巻市立学校設置条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本案は、今年度をもって統廃合を予定している小・中学校に係る石巻市立学校設置条例の関係条文について一部改正を行おうとするものであります。 東日本大震災の津波被害により校舎が使用不能となっている学校については、現在他校の校舎の間借りや仮設校舎での授業を行っておりますが、児童・生徒の教育環境を一日も早く正常な状態に整えるため、平成24年3月に石巻市立学校施設災害復旧整備計画を取りまとめております。この計画に基づき、平成25年4月に小学校5校及び中学校2校の統廃合を行おうとするものでございます。 それでは、改正内容につきまして御説明いたしますので、表紙番号1の15ページ、あわせて表紙番号4の条例の一部改正新旧対照表2ページをごらん願います。 初めに、本条例第3条につきましては、小学校の名称及び位置について規定したものでありますが、船越小学校を廃止し雄勝小学校と統合することに伴い、同条の表から船越小学校の項を削除するものであります。また、橋浦小学校、吉浜小学校及び相川小学校の3校を統合して、新設校として北上小学校を設置することに伴い、橋浦、吉浜、相川小学校の各項を削除し、北上小学校の項を追加するものであります。 次に、本条例第4条につきましては、中学校の名称及び位置について規定しておりますが、大川中学校を廃止し、河北中学校と統合することに伴い、大川中学校の項を削除するものであります。 次に、附則でありますが、本条例の施行期日を平成25年4月1日とするものであります。 以上であります。よろしく御審議賜りますようお願いいたします。 ○議長(阿部和芳議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部和芳議員) 質疑なしと認めます。本案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、環境教育委員会に付託いたします。 △日程第12 第155号議案石巻市立学校授業料等徴収条例の一部を改正する条例 ○議長(阿部和芳議員) 次に、日程第12第155号議案石巻市立学校授業料等徴収条例の一部を改正する条例を議題といたします。本案について教育委員会事務局長から説明を求めます。教育委員会事務局長。 ◎佐藤和夫教育委員会事務局長 ただいま上程されました第155号議案石巻市立学校授業料等徴収条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 石巻市高等学校の入学者選抜手数料等につきましては、東日本大震災により被害を受けた者について平成22年度の2次募集に係る入学者選抜手数料並びに平成23年度及び平成24年度の入学金、入学者選抜手数料に限り徴収期限を変更し、または免除できるものと規定しておりますが、平成25年度中の入学者に係る入学金、入学者選抜手数料につきましても免除ができるよう条例を改正しようとするものでございます。 以下、改正内容について御説明いたしますので、表紙番号1の16ページ、あわせて表紙番号4の条例の一部改正新旧対照表3ページをごらん願います。 附則第4項中「並びに平成23年度分」を「、平成23年度分」に改め、「入学金」の次に「並びに平成25年度分の入学者選抜手数料(同年度の転入学、編入学又は復校に係るものに限る。)及び入学金」を加えるものでございます。 次に、附則でございますが、施行期日を平成25年4月1日とするものであります。 なお、入学者選抜手数料等の免除の取り扱いにつきましては、県内高等学校において統一を図る必要があることから、公立高等学校を設置している宮城県及び仙台市と同じ取り扱いとしております。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(阿部和芳議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部和芳議員) 質疑なしと認めます。本案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、環境教育委員会に付託いたします。 △日程第13 第156号議案石巻市子ども医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例 ○議長(阿部和芳議員) 次に、日程第13第156号議案石巻市子ども医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。本案について健康部長から説明を求めます。健康部長。 ◎水野正昭健康部長 ただいま上程されました第156号議案石巻市子ども医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本案は、子供に対する適正な医療の機会を確保し、子育てに伴う家庭の経済的負担を軽減することを目的に子ども医療費の入院分に係る助成対象者を中学3年生まで拡大するため、本条例の一部を改正しようとするものであります。本条例を施行するに当たり、受給資格の登録等の準備に期間を要することから、本議会に提案するものであります。 それでは、改正内容について条文に従いまして御説明申し上げますので、表紙番号1の17ページ、あわせて表紙番号4の条例の一部改正新旧対照表4ページをごらん願います。 初めに、第2条は用語の定義を規定したものであります。 第4条は、助成について規定したものでありますが、いずれも助成対象者を中学3年生まで拡大することに伴い、年齢を改めようとするものであります。 次に、附則でありますが、附則第1項は施行の期日を平成25年4月1日とするものであります。 附則の第2項は、改正後の本条例を施行日以後の診療に係る医療費の助成について適用することを規定したものであります。 附則第3項は、受給資格の登録、所得額の確認、受給者証の交付等について、この条例の施行の日の前においても行うことができるものと規定したものであります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(阿部和芳議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。13番。 ◆13番(遠藤宏昭議員) 156号議案、こちらは子育て世代にとっては大変歓迎すべき条例改正だということです。これまで小学4年生までは通院分と入院分と、5、6年生については入院分のみの助成で、もっともっと拡大すればいいのになと思っていたところで今回このように条例改正行われたのですが、今回助成するのを拡大した経緯は、どのように経緯、経過になったのか。また、中学3年生まで拡大することによる予算というのですか、増加分というのはどれぐらいなのかお聞かせください。 ◎水野正昭健康部長 ただいまの御質疑についてお答えいたします。 経緯、経過といいますか、市長マニフェストにもございますように、やはり子育て世代のそういった経済的な負担を軽減していくということと、国で定めている部分だけではやっぱり物足りないといいますか、そういった部分で段階的に上げていくということで、ことしまでは小学校6年生までということですけれども、来年からは中学3年生までということで、段階的に引き上げていこうということでございます。 そして、それに伴う予算といいますか、助成額につきましては、大体1学年180万円くらい、3学年分ですので、540万円くらいかかるものというふうに算定しております。 ◆13番(遠藤宏昭議員) 大変ありがたい条例改正だということを前置きで、小学5年生、6年生についての通院分をやっぱり助成してもらいたいというのが保護者の皆さんからの声なのです。小学生と中学生ではそれこそ体格も違ってくるし、体力のつき方も違うから、病気になっても中学生は重症化することがなくて、入院までいくというのは余りないと思うのです。小学生はやっぱりまだまだ成長途上だから、ちょっとしたことでも病院に行くということなので、ぜひ通院分にまで拡大していただきたいという思いがあったのですが、年齢を上げるというよりも先に小学生の通院分を助成すべきではないかという考えなのですが、なぜ今回通院分を広げられなかったのか、お聞かせください。 ◎水野正昭健康部長 議員おっしゃるのはもっともだと思います。ただ、経済的なところをできるだけ負担するという部分で、通院のほうよりも入院のほうがやっぱり1回入院するとかなり額的にもかかるわけですよね。そういった部分で、まず入院のほうを拡大していこうということと、あともう一つには罹患率という形で、確かに低学年のほうが多いですし、今議員おっしゃったように6年生までということも検討しました。ただ、財政状況からいって通院分を負担しますと、大体1学年当たりで2,600万円から2,700万円、ですから例えば小学校の5、6年生まで上げれば大体五千二、三百万円からかかると、それが中学生3年分になれば8,000万円からかかるということです。昨日も財政課長がテレビで話していましたけれども、50億円からの財源不足が出るようなといいますか、そういった財政状況ですから、一気にはなかなかできないということで、苦渋の選択で入院分だけをということで今回はお願いするということにいたしました。 ◆13番(遠藤宏昭議員) 先ほども言ったように、保護者は4年生までは通院無料なのだけれども、5年生になると何で助成にならないのということを率直に聞かれるわけなのです。ですから、私も聞かれて答えに窮しているところがあるのですが、こういう施策というのは、それこそ今人口流出が非常に心配されている本市においては若年層、また子育て世代をここに定住してもらうとても有効な施策だと思うのです。ですから、財源というのは当然大切で、なければ何もできないのだけれども、高齢者だとか、こういう助成なんかも必要だけれども、もっともっと子供たちのために予算使うということも大切だと思うので、こういうような有効な施策はそれこそ前面に打ち出して、石巻市ではこういうことをやっているのだということをアピールしていいと思うのですが、市長のその辺の見解をお聞かせください。 ◎亀山紘市長 お答えいたします。 議員のおっしゃることは十分承知いたしておりますけれども、財政の見通しが大変厳しい中で医療負担の多い入院分については中学校3年まで拡大させていただくということで、年齢的に言うと10歳まではかなり通院する児童数が多いと思いますけれども、大体10歳を超えるとかなり医療にかかる割合も少なくなってくるというふうな、そういった判断もさせていただいたのですが、やはりこういうふうな子ども医療費については、国がしっかりと認めていただいて拡大を図っていただくということは、これは宮城市長会でも東北市長会でも国に要望しておりますので、今後とも国からの財政支援を要望しながら、さらに拡大に向けて検討していきたいというふうに考えております。 ◆3番(阿部純孝議員) 今のとちょっと関連するのですけれども、詳細は委員会ということでいろいろ議論されると思いますが、今部長の答弁ですと、今回の拡大によっての予算措置540万円とたしか答弁されたと思うのですが、実施計画の数字ではその対象人数1万9,000人弱の数字が示されておるのですが、試算としてそういった程度の予算の範疇なのかなと、ちょっとその辺どういった試算を述べているのかわからぬのですけれども、いいです、後で解説してください。そこを1点確認したいと思います。 それから、今回の条例制定によって、市長がこの部分はかなり当選当初から考えを持って、それはたしかマニフェストの中にも入っていると思うのですが、医療費助成の拡大、子育て支援ということで、政策の一環で今回また拡大して出してきたということは、きちんと財源の確保になれば、これはこれで政策として推進すべきだというふうに立場上思いますけれども、一方で一律ではなくて、条例制定の中にいろいろ国の制度で足りない部分を補完していく意味合いも独自の支援策としてあるでしょうけれども、例えば所得制限等々も加味した中でやっていくことも、またそういった考えもなかったのかどうなのか。そういったことも考え合わせて、その2点について確認をさせていただきたいと思うのですが。 ◎水野正昭健康部長 ちょっと説明不足で申しわけございませんでした。拡大した場合の人数といたしまして、対象者は4,100人くらいふえるというふうに見込んでいます。その部分として540万円プラスになるということでございます。 あと所得制限の部分ですけれども、所得制限につきましては現在も所得制限によっての対象外というところはございます。要するに簡単に言えば所得が多い高額所得者の人まで免除するといいますか、そういったことはやっておりません。そういったことで、所得制限はかけております。 ◆3番(阿部純孝議員) こういった政策を一旦やっぱりこういった制度上きちんと打ち出せば、当然財源どうのこうのということには途中からならぬと思うのです。当然しっかりこういった将来に向かってさらに拡充するも、途中で打ち切ったり、あるいは縮小、後退の傾向では、これは一旦こういった行政サービスを政策として打ち出した以上は、やはり子育て世帯ももちろんこの政策を期待して、また一生懸命子育て、定住していくという部分にもつながっていくと思うのです。これは財源の確保、しっかりこの辺を見きわめながら、政策をさらに推進していただきたいと思うのですが、その辺厳しいそういった状況の中で一定の財源確保という部分で改めて市長の所見をお伺いしたいというふうに思います。 ◎亀山紘市長 お答えいたします。 子育て世代の支援をしっかりしていくということは、定住人口をふやす上でも重要な政策だというふうに考えております。財政状況が厳しい中で、やりくりしながらこの事業についてはしっかり進めていきたいというふうに考えております。ですから、途中でこの事業を打ち切るということはしないというふうに考えております。 今特に震災後の状況からして、子供の置かれている環境というのはかなり厳しいものがあります。そういった中で医療費の助成というのは大きな子育て世帯に対する支援策だというふうに思っておりますので、引き続き検討していきたいと思いますので、御理解を賜りたいと存じます。 ◆4番(黒須光男議員) ちょっと2人の質疑をお聞きしながら思ったのですが、遠藤議員はやっぱりまだ若い市議会議員でございまして、子供もいてPTA会長の立場からはそういう意見かなというふうに聞いておりました。 それはそれといたしまして、今水野部長がお答えしたように、市長のマニフェストだからやるというお話です。これは阿部純孝議員からもちょっとあったのですが、53ページ、皆さん見てください。子ども医療費の助成事業というの、これは活動金額がないのです。ですから、市長が立候補しないのなら私見逃すのですが、市長はもう既に出馬表明しているのですよね。ですから、こういう不意に出たと申しましょうか、例えば被災された建物の建設費ですとか修繕費にも何百万円出すというようなことで相当PRされておる。あれはくしくも立候補を表明したと同時です。ですから、どうもやっぱりそういうことで市長の選挙を意識した形で物事が推移していると見られたなら、かえって逆に市長の票が下がるのではないかと私心配している。だから、これらを出すに当たってもそういう誤解をされないように、今の水野部長の話聞くと、何だか市長選挙のためにやるような、そんな誤解もされますので、そういうことを今からしっかり検討されたほうがいいのではないかと私は思うのです。かえってどうも人気取り、票取りのために市長はまたこういうのを出したのかと次から次へと出てきたのでは、これはそういうふうに誤解されますから……(22番庄司慈明議員「マニフェストだから」と呼ぶ)マニフェストだからと今誰だか言っていますけれども、マニフェストだから必ずやらなければならないということないですよ。やってもいいけれども、やらなくてもいいのです。ですから、誤解をされないように、市長選の、市民はそう見ますよ。私なんかそういう感じだな。 ○議長(阿部和芳議員) 黒須議員、子ども医療費に特化して。 ◆4番(黒須光男議員) だから、子ども医療費もそう見ますよ。どうですか、部長、そんな意識されて予算つけたのですか、お尋ねします。 ◎水野正昭健康部長 誤解を招く発言だとすれば、大変申しわけないと思っております。私言ったのはマニフェストにもございますようにということで、やはり4年間かけてだんだん充実させていくということで、段階的に上げているわけですから、ことしについてもそういった中で6年生からまず中学校の3年生まで、しかも財政的な部分を見ると何とか入院費のほうだけでも頑張ろうということでやったわけでございまして、我々事務方としては決してそういったつもりはございません。もし誤解を招いたとすればおわび申し上げます。 ○議長(阿部和芳議員) ほかにありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部和芳議員) なければ、これをもって質疑を終結いたします。本案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、保健福祉委員会に付託いたします。 △日程第14 第157号議案石巻市廃棄物の減量化及び資源化並びに適正処理等に関する条例の一部を改正する条例 ○議長(阿部和芳議員) 次に、日程第14第157号議案石巻市廃棄物の減量化及び資源化並びに適正処理等に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。本案について生活環境部長から説明を求めます。生活環境部長。 ◎須田昌義生活環境部長 ただいま上程されました第157号議案石巻市廃棄物の減量化及び資源化並びに適正処理等に関する条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本案は、地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律の施行により、廃棄物の処理及び清掃に関する法律の一部が改正され、市が設置する一般廃棄物処理施設の技術管理者資格について、これまで法令で定められていた基準が市町村の条例に委任されたことから、本条例の一部を改正しようとするものでございます。 それでは、改正内容について御説明申し上げますので、表紙番号1の18ページから19ページ、あわせまして表紙番号4の条例の一部改正新旧対照表5ページから7ページをごらん願います。 初めに、第20条の2は一般廃棄物処理施設に置く技術管理者の資格について、廃棄物の処理及び清掃に関する法律第21条第3項に規定する環境省令第17条第2項に定める基準を参酌して本条例で定めるものでございます。 また、第20条の2の追加に伴い、第21条第2項において引用する条項にずれが生じましたので、整理するものでございます。 次に、附則でございますが、本条例の施行期日を平成25年4月1日とするものであります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(阿部和芳議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部和芳議員) 質疑なしと認めます。本案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、環境教育委員会に付託いたします。 △日程第15 第158号議案石巻市都市公園条例の一部を改正する条例 ○議長(阿部和芳議員) 次に、日程第15第158号議案石巻市都市公園条例の一部を改正する条例を議題といたします。本案について建設部長から説明を求めます。建設部長。 ◎阿部善弘建設部長 ただいま上程されました第158号議案石巻市都市公園条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本案は、地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律の施行に伴い、これまで都市公園法等の基準に基づき行っていた都市公園の設置基準等が条例に委任されたことから、改正の必要が生じたものでございます。 それでは、改正内容について御説明申し上げますので、表紙番号1の20ページから21ページ、あわせて表紙番号4の条例の一部改正新旧対照表の8ページから10ページをごらん願います。 まず、第2条の2第1項につきましては、本市における都市公園の住民1人当たりの敷地面積の標準と市街化区域内の都市公園の住民1人当たりの敷地面積の標準を規定しようとするものでございます。 次に、第2条の2第2項につきましては、各号におきましてそれぞれの利用目的に応じ設置される都市公園の配置及び規模を規定しようとするものでございます。 次に、第2条の3につきましては、都市公園に公園施設として設けられる建築物の建築面積の基準を規定しようとするものでございます。 次に、第15条の2につきましては、高齢者、障害者等の移動等の円滑化のために必要な特定公園施設の設置に関する基準を原則として国土交通省令で定める整備基準を採用することとし、宮城県条例で定める整備基準が国土交通省で定める基準を上回る項目については、宮城県条例で定める基準を採用する旨規定しようとするものでございます。 次に、附則でございますが、本条例を平成25年4月1日から施行しようとするものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(阿部和芳議員) これより質疑に入ります。質疑ありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部和芳議員) 質疑なしと認めます。本案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、産業建設委員会に付託いたします。 △日程第16 第159号議案石巻広域都市計画事業石巻市新蛇田地区被災市街地復興土地区画整理事業施行に関する条例の一部を改正する条例 ○議長(阿部和芳議員) 次に、日程第16第159号議案石巻広域都市計画事業石巻市新蛇田地区被災市街地復興土地区画整理事業施行に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。本案について震災復興部長から説明を求めます。震災復興部長。 ◎星雅俊震災復興部長 ただいま上程されました第159号議案石巻広域都市計画事業石巻市新蛇田地区被災市街地復興土地区画整理事業施行に関する条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 このたびの改正は、東日本大震災により被害を受けた沿岸部の住民の方々の移転先として、渡波地区に土地区画整理事業による新市街地の住宅団地を整備するため、新蛇田地区被災市街地復興土地区画整理事業施行に関する条例に新渡波地区に関する事項を追加しようとするものであります。 それでは、条文に従いまして御説明いたしますので、表紙番号1の22ページから23ページ、あわせて表紙番号4の条例の一部改正新旧対照表の11ページから14ページをごらん願います。 初めに、題名でございます。現在は、新蛇田地区の区画整理に限定した題名となっておりますが、今後も新市街地の区画整理事業が見込まれておりますため、それらにも対応できる名称に改正するものであります。 次に、第1条から第3条まで、第12条及び第13条の改正につきましては、今後の新市街地における区画整理事業に対応できるよう、本文から具体的な地区名を削除し、別表第1及び別表第2に整理するものであります。 次に、第22条及び第25条から第27条までの改正につきましては、実務を円滑に行うために字句を整理するものであります。 次に、第30条の改正につきましては、別表第1及び別表第2の追加に伴い、表番号を整理するものであります。 次に、附則でございますが、施行期日を石巻広域都市計画事業石巻市新渡波地区被災市街地復興土地区画整理事業の事業計画決定の公告の日とするものであります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(阿部和芳議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。16番。 ◆16番(渡辺拓朗議員) 土地区画の審議会に関してちょっと確認させていただきます。 第13条以降に多分書いてあったと思うのですが、この審議会は何をするのか改めて確認させていただきます。その際に委員の選出方法と構成もお願いいたします。 ◎星雅俊震災復興部長 お答え申し上げます。 土地区画整理審議会でございますが、これは公共団体施行における諮問機関でございまして、主な役割は、1つは審議会の意見を聞かなければならない事項としまして3つございます。換地計画に関する意見書の審査、仮換地の指定、減価償却金の交付額の決定でございます。 2つ目には、審議会の同意を得なければならない事項としまして6つございます。評価委員の選定、保留地の決定、換地計画において特別の宅地について特別の定めをする場合、宅地地積の過小宅地の基準地積の決定、借地地積の適正化のための決定、換地及び借地権の立体化に関する決定でございます。 それから、委員に関しましては現在市の条例で10名としてございまして、選び方につきましては学識経験を有する者については2名、それから選挙すべき委員の数は8名でございます。 ◆16番(渡辺拓朗議員) 今の構成の中で選挙する者が8名ということは、議会の中からということでよろしいのですか。 ◎星雅俊震災復興部長 お答えいたします。 選挙するべき委員は8名でございますが、これらの選出につきましては土地の所有者、地権者でございます。その中から8名を選ぶというものでございます。 ◆16番(渡辺拓朗議員) 今復興部長の話した内容にはちょっとなかったと思うのですが、例えば区画整理事業地内の今後の設計、施工に関して、この委員会は特別意見を持たないのかなとは思うのですが、やはり周辺環境とか周辺住民ともいろいろかかわりが出てきます。そういった意味では、そういう内容を決定する際に住民の意見はどのようにして吸い上げていくのか確認させてください。 ◎星雅俊震災復興部長 お答えいたします。 議員の御質疑は、住民と申しますと地区住民、周辺住民だと思いますけれども、それに関しましては今後いろんな工事が進んでまいりますので、周辺整備等が出るかと思います。そういった中では、蛇田地区でございますので、周辺の方々と意見交換会とか、もしくは要望、陳情を受けながら、そういった整備工事というものを進めてまいりたいと思っております。 ○議長(阿部和芳議員) ほかにありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部和芳議員) なければ、これをもって質疑を終結いたします。本案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、産業建設委員会に付託いたします。 △日程第17 第160号議案石巻市下水道条例の一部を改正する条例 ○議長(阿部和芳議員) 次に、日程第17第160号議案石巻市下水道条例の一部を改正する条例を議題といたします。本案について建設部長から説明を求めます。建設部長。 ◎阿部善弘建設部長 ただいま上程されました第160号議案石巻市下水道条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本案は、地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律の施行に伴い、これまで下水道法の基準に基づき行っていた公共下水道、流域下水道及び都市下水路の構造の技術上の基準並びに終末処理場及び都市下水路の管理に関する基準が条例に委任されたことから、改正の必要が生じたものでございます。 それでは、改正内容について御説明申し上げますので、表紙番号1の24ページから26ページ、あわせて表紙番号4の条例の一部改正新旧対照表の15ページから18ページをごらん願います。 初めに、目次の「第5章 都市下水路(第33条―第36条)」を「第5章 都市下水路(第33条―第36条)、第5章の2 公共下水道及び都市下水路の施設に関する構造及び維持管理の基準等(第36条の2―第36条の8)」に改めるものでございます。 次に、第1条は、「使用」を「施設の構造及び維持管理の基準等」に改めようとするものでございます。 次に、第3条第7号、同第8号、同第9号は、排水施設、処理施設、終末処理場をそれぞれ新たに規定しようとするものでございます。 次に、「第5章」の次に「第5章の2 公共下水道及び都市下水路の施設に関する構造及び維持管理の基準等」を加えようとするものでございます。 次に、第36条の2は、公共下水道の排水施設及び処理施設に共通する構造の技術上の基準を規定しようとするものでございます。 次に、第36条の3は、排水施設の構造の基準を規定しようとするものでございます。 次に、第36条の4は、処理施設の構造の基準を規定しようとするものでございます。 次に、第36条の5は、前3条の規定の適用除外について規定しようとするものでございます。 次に、第36条の6は、終末処理場の維持管理に関する基準を規定しようとするものでございます。 次に、第36条の7は、都市下水路の構造の基準について規定しようとするものでございます。 次に、第36条の8は、都市下水路の維持管理の基準を規定しようとするものでございます。 次に、附則でございますが、第1項は本条例を平成25年4月1日から施行しようとするものでございます。第2項は、本条例の施行日に既に存する施設で、第36条の2から第36条の4までの規定に適合しないものについては、なお従前の例による経過措置を定めたものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(阿部和芳議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部和芳議員) 質疑なしと認めます。本案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、産業建設委員会に付託いたします。
    △日程第18 第161号議案石巻市営住宅条例の一部を改正する条例 ○議長(阿部和芳議員) 次に、日程第18第161号議案石巻市営住宅条例の一部を改正する条例を議題といたします。本案について建設部長から説明を求めます。建設部長。 ◎阿部善弘建設部長 ただいま上程されました第161号議案石巻市営住宅条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本案は、地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律の施行により、公営住宅法が改正され、これまで法令で定められていた基準が条例に委任されたことから、改正の必要が生じたものでございます。また、東日本大震災復興特別区域法等で認定された被災者等の入居資格の特例につきましてもあわせて規定しようとするものでございます。 それでは、改正内容について御説明申し上げますので、表紙番号1の27ページから30ページ、あわせて表紙番号4の条例の一部改正新旧対照表の19ページから29ページをごらん願います。 まず、第1章の2につきましては、市営住宅の整備基準を規定しようとするものでございます。 次に、第6条第2項から第5項までにつきましては、裁量階層の対象及び入居収入基準を規定しようとするものでございます。 次に、入居収入基準等を具備するものとして、既存の対象者に加え、東日本大震災復興特別区域法並びに福島復興再生特別措置法で認定された被災者等を第6条の2第1項第9号及び第10号に規定しようとするものでございます。 次に、第11条第3項、第12条第2項及び第31条第2項につきましては、暴力団員の同居、入居承継及び住宅のあっせん等の禁止を規定しようとするものでございます。そのほか第6条の2から附則第10項までは、改正に伴う規定の整理を図ろうとするものでございます。 次に、附則でございますが、本条例を平成25年4月1日から施行しようとするものでございます。ただし、第9条第4項の改正規定、第11条に1項を加える改正規定、第12条に1項を加える改正規定、第14条第4項、第15条第1項第4号、第16条第4項及び第20条の改正規定、第31条に1項を加える改正規定並びに第33条、第35条、第39条第1項第5号及び第42条の改正規定につきましては、公布の日から施行しようとするものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(阿部和芳議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。4番黒須議員。 ◆4番(黒須光男議員) 今部長から条例案が提案されました。これは3条の3で市営住宅を安全、衛生、美観等を考慮して整備しなければならないという明確に規定をされたわけでございます。これに伴いまして、この条例が制定された以上やっぱり果敢に前に進めていくと、これに向かって進むというふうなことでしょうけれども、現実私も町内のほうに1つ集会所があるのですが、大変劣化していると、皆さんから苦情が相当絶えないので、私もたびたびお世話になって、建築課ですか、住宅課ですか、一生懸命やっていただいておりますものの、こういう明確な規定された以上、それなりの計画立案、一つの受け皿というものがあってこういう提案をされたのかどうかお尋ねしたいのですが、いかがですか。 ◎阿部善弘建設部長 以前そういったお話も賜っておりましたので、それらも踏まえて今後計画等を作成したいというふうに思います。 ◆4番(黒須光男議員) 国のほうと連携を密にしながら笹野副市長に十分動いていただいて、これはやっぱり改善するべきだなと私は思っています。 それで、一つの方向性というものがちょっと出てきたのですが、向陽町に消防署の新設、これは今までの市営住宅だったところに消防署を建てると、西分署を、これは今までの古い住宅を壊してというふうなことで対応していただけると、大変ありがたい対応されたわけでございますが、そういう意味では例えば向陽町なんかの土地を、今までのやつを古くなったら売却もできるというふうなことではないでしょうか。やっぱり逐次、例えば蛇田にあるやつを直しながら向陽町のほうは売却していくとか、そうすると採算も収支ペイになるというか、少し余力出るのではないでしょうか。そういうような発想も取り入れながら、この住宅問題、改善に向かっていただきたいと思うのですが、笹野副市長、よろしくひとつ御答弁をお願いします。 ◎笹野健副市長 お答え申し上げます。 具体的な事例について詳しく存じ上げておりませんので、ちょっとそこのところは御容赦願いたいと思いますが、一般論として市営住宅の環境整備をするということは、本当に美観等を考慮して整備するということは大切なことでありまして、それはもう阿部建設部長からお答えのあったとおりでございます。私のほうでも既存の住宅と、これからあと復興のためにいろんな住宅を建てていきますので、そのあたり全体も勘案しながら、全体としての居住環境の一層の向上のために考えられることは御提案申し上げていけるようにしたいと思っております。 ◆16番(渡辺拓朗議員) 向陽町の市営住宅に関しては、以前から多くの議員が指摘しております。今回の震災でも、もうかなりダメージを受けています。建設部も大変苦労していると思うのですが、そこで今復興住宅も4,000戸のうち800戸くらいしか決まっていないわけです。あの土地も非常に有効利用すべきなのかなと思うのです。そういった場合に、今の入居者に一度退出してもらうためには、私もいろいろな相談いただく中で感じるのですが、水押には利便性が悪いので行きたくないと、その他の市営住宅の位置には。やはり向陽町内とか蛇田にとどまっていたいと、でなければ古くてもいいのですというような内容になっているのです。そういう意味で仮設住宅を今どのように入退室で調整しているのかわからないのですが、その一つの戦略として、かなり多くの蛇田地区内の仮設住宅の入居、退去をうまくコントロールしながら、この4,000戸のうち800しか決まっていない復興住宅の土地の取得のために大いに活用すべきだと思うのですが、どうでしょうか。 ◎星雅俊震災復興部長 お答えします。 確かに土地に関しましては確定したのがまだ八百数十戸でございまして、今後交渉中で感触いいところを含めますとかなりいっておりますが、実際問題公営住宅できるまで仮設住宅から出たいのだけれどもという話も結構あるのですが、議員おっしゃるとおり一旦出る場所がなくて困っている部分もありました。議員の御提言をちょっと踏まえまして、それが実務上可能かどうか、少し市営住宅を管理している建設部と協議してみたいと思います。 ◆16番(渡辺拓朗議員) 被災者に寄り添うということで、今後復興のためだけに被災者を自由に動かせないという気持ちは十分私もわかるのです。その部分は一定程度理解しますが、ただやはり、例えばトゥモロービジネスタウンの企業誘致のために土地がほとんど埋まっているとか、あとは今の復興住宅の建設の進捗の問題とか、入札の問題とか、宿舎の問題とか、さまざまあるわけです。これは一定程度何らかの決断がなければ、復興のスピードは速まっていかない。イコール被災者のためにもなっていかないと、そういう意味では一定程度の決断をすべきだと、復興する意味で、こういったことも含めて、市長こういう考え方について、そろそろどうでしょうか。 ◎亀山紘市長 お答えいたします。 用地の確保というのは本当に喫緊の課題でありますけれども、市営住宅の敷地の活用については以前にも検討しました。しかし、なかなか現在お住まいの方々の理解が得られないということもありまして、しかし今議員御指摘のように被災者の方々の公営住宅の建設というのは本当に喫緊の課題だと思っておりますので、もう一度検討させていただきたいと思います。 ○議長(阿部和芳議員) ほかにありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部和芳議員) なければ、これをもって質疑を終結いたします。本案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、産業建設委員会に付託いたします。 △日程第19 第162号議案平成24年度石巻市一般会計補正予算(第8号) ○議長(阿部和芳議員) 次に、日程第19第162号議案平成24年度石巻市一般会計補正予算(第8号)を議題といたします。本案について総務部長から説明を求めます。総務部長。 ◎柳田正人総務部長 ただいま上程されました第162号議案平成24年度石巻市一般会計補正予算(第8号)について御説明申し上げます。 今回の補正予算は、防災集団移転促進事業やがけ地近接等危険住宅移転事業の対象とならない被災者が住宅再建のため銀行等から借り入れした資金への利子補給補助金、いわゆる市の独自支援を初め、県の交付金による施設園芸団地の整備費や大川及び北上地区における被災農業者の営農再開支援のため貸与する農業用施設、機械等の整備経費のほか、平成25年度から子ども医療費の助成対象を中学3年生の入院分まで拡大するための準備経費及び夜間急患センターの再建基本計画策定を含む災害復旧経費などを主体に編成いたしました。また、石巻地区広域行政事務組合負担金及び人件費の整理につきましても計上いたしました。 それでは、表紙番号2、石巻市各種会計補正予算の1ページをごらん願います。 第1条は、歳入歳出予算の補正でありまして、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ543億6,227万8,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ3,791億7,786万8,000円といたすものでございます。 第2条は、継続費の補正でありまして、5ページの第2表、継続費補正にありますように、2カ年事業として実施いたします向陽小学校屋内運動場改築事業ほか3事業につきまして総額及び各年度の年割額を定めようとするものでございます。 第3条は、繰越明許費の補正でありまして、6ページの第3表、繰越明許費補正にありますように、共同乾燥調製貯蔵施設整備事業ほか13事業、86億7,492万円の追加を初め、総合支所施設整備事業ほか2事業の繰越額の変更をいたすものでございます。 第4条は、債務負担行為の補正でありまして、8ページの第4表、債務負担行為補正にありますように、荻浜地区住民バス運行協議会運行費補助金ほか16事業の追加を初め、災害公営住宅整備事業の期間及び限度額の変更と石巻工業港曽波神線街路整備事業(橋梁上部工)ほか1事業の廃止をいたすものでございます。 第5条は、地方債の補正でありまして、10ページの第5表、地方債補正にありますように、庁舎施設整備事業債ほか4事業の限度額の変更と高等学校統合整備事業債の廃止をいたすものでございます。 次に、表紙番号3、補正予算説明書により、歳出から主なものについて御説明申し上げます。なお、東日本大震災関係費につきましては、目の名称を、またあわせまして石巻地区広域行政事務組合負担金、特別会計への繰出金、復旧、復興事業費や人件費の整理及び財源振替につきましても説明を省略させていただきますので、あらかじめ御了承賜りたいと存じます。 それでは、28ページをごらん願います。26目の4東日本大震災犠牲者追悼式関係費に3,000万円を計上いたしておりますが、これは平成25年3月11日、河北総合センターをメーン会場として挙行する東日本大震災犠牲者追悼式に要する経費を措置したものでございます。 次に、30ページ、5国県補助金等震災関係精算還付金に17億4,000万円を計上いたしておりますが、これは震災に係る災害救助費負担金等の精算に伴う国県支出金等の還付金を措置したものでございます。 次に、27目東日本大震災復興交付金基金費に824億3,207万4,000円を計上いたしておりますが、これは10月中旬に提出しております第4回目の復興交付金申請額をベースとした東日本大震災復興交付金の同基金への積み立て見込み額を措置したものでございます。 次に、44ページ、3目老人福祉施設費に2,500万円を計上いたしておりますが、これは認知症高齢者グループホームあゆかわの郷が実施する移転新築事業に対する補助金を措置したものでございます。 次に、46ページ、1目児童福祉総務費の2民間保育所助成費に9,750万3,000円を計上いたしておりますが、これは社会福祉法人夢みの里が蛇田地区で実施する民間保育所建設に対する補助金を措置したものでございます。 次に、50ページ、2目の3被災者生活支援事業費に4億522万2,000円を計上いたしておりますが、これは応急仮設住宅入居者や市外に避難されている被災者等への復興状況や生活関連情報、健康支援の充実を目的とした情報提供、配信システム等の整備に要する経費などを措置したものでございます。 次に、5被災者住宅再建資金利子補給事業費に13億2,055万円を計上いたしておりますが、これは防災集団移転促進事業等の対象とならない被災者への住宅再建支援として、銀行等から借り入れした住宅再建資金に対し用地購入費を含む住宅の建設の場合は60万円を、住宅の補修の場合は30万円をそれぞれ上限に利子補給を実施するための経費を措置したものでございます。 次に、58ページ、7目21世紀の田園文化創造基金費に20億314万3,000円を計上いたしておりますが、これは施設園芸団地整備事業等への補助金として県から交付される被災地域農業復興総合支援事業費補助金を同基金に積み立てするものでございます。 次に、9目の1農業振興対策費に26億7,110万円を計上いたしておりますが、これは蛇田及び須江地区における生産ハウスや育苗ハウス等の施設園芸団地整備経費のほか、大川及び北上地区における被災農業者の営農再開支援のための育苗ハウス等農業用施設及びトラクターを初めとする農業用機械等の整備に要する経費を措置したものでございます。 次に、62ページ、5目の1水産業振興対策費に1億5,000万円を計上いたしておりますが、これは申込件数の増加が見込まれる共同利用漁船等の導入や漁業者の集会所機能を兼ねる仮設漁協事務所等の共同利用施設の整備に対する補助金を追加措置したものでございます。 次に、2石巻漁港荷さばき所施設整備事業費に3,770万円を計上いたしておりますが、これは被災した石巻漁港荷さばき所の解体経費のほか、新荷さばき所海水取水口の位置決定のための水質調査に要する経費を措置したものでございます。 次に、64ページ、3目観光費に1,300万円を計上いたしておりますが、これは民間企業等からの寄附金を活用したJR石巻線定期列車、2編成4両への漫画シールラッピング及び平成25年3月の石ノ森萬画館リニューアルオープン記念イベントに係る追加負担に要する経費を措置したものでございます。 次に、74ページ、8目の5被災市街地再開発事業費に9,003万2,000円を計上いたしておりますが、これは被災市街地において再開発ビル等の整備を行う中央3丁目1番地区市街地再開発組合に対する補助金を追加措置したものでございます。 次に、84ページ、4目の1向陽小学校屋内運動場改築事業費に6,600万円を、2万石浦小学校屋内運動場改築事業費に5,200万円をそれぞれ計上いたしておりますが、これは災害復旧事業と同時施工で実施する屋内運動場の改築に要する経費を措置したものでございます。 次に、3雄勝地区小学校統合移転新築事業費に700万円を、86ページ、4目の1雄勝地区中学校統合移転新築事業費に700万円をそれぞれ計上いたしておりますが、これは移転予定地である雄勝町大浜地内の測量調査に要する経費を措置したものでございます。 次に、88ページ、3目で6,278万円を減額いたしておりますが、これは事業費を整理したほか高等学校統合事業期間中の代替体育施設として使用する門脇小学校屋内運動場の床等の修繕に要する経費を措置したものでございます。 次に、96ページ、1項厚生労働施設災害復旧費に429万4,000円を、98ページ、2項農林水産業施設災害復旧費に31億5,540万2,000円を、102ページ、4項文教施設災害復旧費に2億5,500万円を、104ページ、5項その他公共施設・公用施設災害復旧費に3,560万円をそれぞれ計上いたしておりますが、これらは水産業、教育、消防施設等の災害復旧費に要する経費について措置したものでございます。 次に、主な歳入について御説明申し上げますので、4ページにお戻り願います。まず、10款地方交付税で45億円を減額いたしておりますが、これは復旧、復興事業に係る歳出予算整理に連動した震災復興特別交付税の減額を行ったものでございます。 次に、8ページから12ページ、14款国庫支出金で381億9,418万1,000円、14ページから16ページ、15款県支出金で44億2,814万2,000円をそれぞれ計上いたしておりますが、これらは復興事業に対する東日本大震災復興交付金の追加交付見込み額を措置したほか、歳出予算整理に伴う減額、災害復旧事業や各種事務事業などに対する国県支出金を措置したものでございます。 次に、18ページ、16款財産収入で190万4,000円を計上いたしておりますが、これは財政調整基金、住民生活に光をそそぐ交付金基金及び長寿社会対策基金に係る預金利子を措置したものでございます。 次に、20ページ、17款寄附金で6,623万5,000円を計上いたしておりますが、これはがんばる石巻応援寄附金のほか災害復旧費寄附金、奨学資金費寄附金、石ノ森萬画館事業費寄附金及びマンガを使ったまちづくり事業費寄附金として申し出のありました寄附金を措置したものであります。 次に、22ページ、5目電源立地地域対策交付金事業基金繰入金で1,014万2,000円を、8目震災復興基金繰入金で12億5,502万8,000円を、10目21世紀の田園文化創造基金繰入金で20億314万3,000円を、12目東日本大震災復興交付金基金繰入金で117億9,591万9,000円をそれぞれ計上いたしておりますが、これらは歳出で御説明申し上げました復興事業等に係る経費相当分の繰入金を措置したものでございます。 次に、24ページ、21款市債で12億130万円を減額いたしておりますが、これは予算第5条の地方債補正で御説明申し上げましたとおりでございます。 次に、もう一度22ページにお戻りいただきまして、1目財政調整基金繰入金で24億428万4,000円を増額いたしておりますが、これはただいま御説明申し上げました歳入歳出予算調整の結果、なお必要とする財源補填のため財政調整基金繰入金を措置したものであります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(阿部和芳議員) 暫時休憩いたします。   午前11時48分休憩                                             午後 1時00分開議 ○議長(阿部和芳議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。 △発言の訂正 ◎柳田正人総務部長 先ほど第162号議案平成24年度石巻市一般会計補正予算(第8号)に関する私の提案理由中、4ページ、歳入、10款地方交付税について450億円と申し上げましたが、45億円の誤りでありましたので、訂正のお願いとあわせましておわびを申し上げます。 ○議長(阿部和芳議員) これより質疑に入ります。前例に倣い、補正予算説明書について歳出から各款ごとに質疑を行います。1款議会費について質疑ありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部和芳議員) なければ、2款総務費、あわせて予算案第3条、繰越明許費の補正及び予算案第4条、債務負担行為の補正について質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部和芳議員) なければ、3款民生費、あわせて予算案第3条、繰越明許費の補正及び予算案第4条、債務負担行為の補正について質疑はありませんか。14番。 ◆14番(千田直人議員) 3款民生費の51ページなのですが、そこに被災者生活支援事業費ということで4億500万円が計上されていますが、先ほど説明によりますと被災者宅へのいろんな情報を流すシステムを構築するというような説明でございますが、もう少し詳しく教えていただきたいのですが。 ◎内海正博福祉部長 お答えいたします。 これはICT地域のきずな再生事業ということで、まず被災した住民、あるいは特に今回は仮設住宅を中心といたしまして、以前に防災のシステムの関係で光通信等々で情報の敷設を行っていると思いますけれども、それを今度仮設住宅のほうにもその情報のケーブルを引いてまいりまして、それを無線LANということでアンテナを立てまして、まずそれを使って全世帯にタブレット等ではないのですけれども、私のほうから情報をまず提供するということと、あと今まで訪問支援員あるいは保健師、技術職が家庭訪問したときの情報がなかなか共有できていないということでございましたので、そのシステムを使いまして訪問時に瞬時にタブレット、例えばiPadとかございますけれども、ああいう無線で使えるタブレットを使用いたしまして、そこで情報を入れまして、関係者が個人の健康状態等々を瞬時に把握できる、情報のやりとりができるということを構築したいというのが大きな目的でございます。 あともう一つは、被災者の方々に対して今ホームページとか、あるいは防災の情報というのは市のほうから提供してございますが、被災者向けに特化した情報というのはなかなかございませんし、ホームページあるいは市報もそうかもしれませんが、見る意思を持たないと見ないということもございますので、それをメール配信等、その辺の情報提供というのを構築したいと。あくまでも個人のメールアドレスですから、希望者になると思いますけれども、それは仮設住宅に限らず、市外の方たちにもメール配信をして情報の提供をしたいというのが大きなものでございます。 ◆14番(千田直人議員) 財源を見ますと国庫支出金が三十二、三%、あと一般、市の持ち出しで4億数百万円予算組みされているわけですが、全仮設住宅に端末を皆貸し出すとかなんとかではなくて、持っておられるコンピューターに配信する、あるいは更新するというふうに理解していいですか。 それから、市外に避難しておられる皆さんとはどういうふうに、今メールと言われましたけれども、メールを全部登録していて、それで交信し合うということになるのでしょうか、その辺もう少し。 ◎内海正博福祉部長 ただいまの情報につきましては、まず基本的には訪問支援員、あるいは市の関係者、あるいは委託してございます看護協会の看護師とかが個人の健康状態、生活状況を、その方たちがタブレットを持つということでございます。情報を入れまして、それをその場で入れますと、それは無線LANのほうを使いまして市のサーバーのほうに取り込まれまして、それで関係者がその情報を見れると。例えば現場で何かあったときに、今こういう方がこういう状況ですよというのを瞬時にその状況がわかると。それはタブレットでございますので、カメラがついていればカメラで何らかの情報も伝えられると。まだしっかりとしたものはできておりませんけれども、イメージとしてはそういうふうな形で、今までそれぞれが持っていた情報を持ちたいということで考えております。 市外の方たち、あと仮設住宅にお住まいの方たちにつきましても、基本的にはタブレットは差し上げません。あるいは貸し出しもしないで、これらはお持ちになっている、携帯電話をイメージしておりますけれども、そこにメール配信を希望される方には被災者情報をお届けすると。もちろんパソコンを持っている方ですと市の情報はパソコンでいいのかなと思いますが、メールでこちらから伝えたい情報をお伝えするということで、タイムリーな情報の提供をやりたいなというふうなことで今考えております。 あと財源につきましては、一般財源の部分につきましては、ここでとっております備品購入費の400万円につきましては、これは訪問支援員の分が一般財源になりますが、まずこの部分につきましては今ちょっと検討でございますが、地域支え合い基金ですか、この辺の活用を検討しております。よろしいですか、それで    済みません、失礼しました。訂正いたします。一般財源につきましては、総務部長から財源の部分はお願いしたいと思います。 ◎柳田正人総務部長 この事業につきましては、国庫支出金が1億3,000万円ほど入っておりまして、残り一般財源2億7,000万円入っております。これにつきましては、震災復興特別交付税ということで今回充当させていただいております。 ◆18番(阿部正敏議員) 同じく51ページ、民生費です。被災者再建資金利子補給の件なのですけれども、やっと独自政策ということで市が60万円という利子補給を提案されてきたということで、やっと出てきたなというふうな思いはあります。しかしながら、本来がけ地近接等危険住宅移転事業、あるいは防災集団移転促進事業に比べるとなかなか格差が大きいので、そこは埋めるというところまではいっていませんけれども、個人に対する支援策がもうちょっと充実してくると、やはり復興住宅そのものの入居数も影響してくる関係上、当初見込んでいた件数、今回2,000件ということでしたけれども、もうちょっと支援策が充実してくればこの件数も逆に言うとふえてくるのかなと。一方で復興住宅に入居も、逆に言えば復興住宅整備はそんなに戸数なくとも個人が再建するということを充実させていけば、非常に全体的な予算としては復興住宅そのものの件数も少なくて済むということもあるので、この辺の当初考えておった復興住宅への入居と、あと個人の再建の数、その辺の状況はどのように推移してきているのかお聞かせいただきたいと思います。 ◎星雅俊震災復興部長 お答え申し上げます。 今回の独自支援策と復興住宅の数の影響かと思いますけれども、現在4,000戸の復興住宅計画をいたしておりまして、実際アンケート結果については3,600ちょっとでございまして、アンケートの未回収部分を含めると4,000戸程度で計画しておこうと。これは毎年調査しながら住宅戸数を変化させてニーズに合わせたいと思っています。議員おっしゃるとおり単独支援策につきましては、これが充実してきますと復興の最大の目標であります自立再建が促進されますので、これが進めば4,000戸の数字もどんどん下がっていくと思っております。この中身につきましては、では福祉のほうから。 ◎内海正博福祉部長 今回平成24年度の補正につきましては2,000人ということで見込んでございますが、これを予定しております平成30年度までには建設と購入で見込みが7,000件、あと補修で1,000件を見込んでございます。その根拠といたしましては、いろんな積み上げがございますけれども、まず被災戸数としましては3万3,600戸を見込んでございまして、そのうちの未再建者、まだうちを再建していない方が1万1,778戸で、再建している方が1万4,804戸というようなことで見込んでございまして、その中の未再建者、これから1万1,778戸のうち建設しようと思う方が7,693戸とか、いろいろ数字は細かいのですが、説明したほうがよろしいですか。(18番阿部正敏議員「いいです」と呼ぶ)いいですか。そういう積み上げで建設、購入戸数といたしまして出しましたのが、まず5,616戸が建設、購入するだろうと。あとさらに遡及適用者、今まで震災後建設された方が1,200戸で6,816戸になります。あと市内に転入される方が150戸ということで7,000戸見込んでおりますし、補修戸数につきましても同じような計算で1,000戸と見込んでございます。多少私のほうの計算としては数字的には余裕のある分は見込んでおりますが、この金額に左右されるかどうかは、金額が上がったから数がふえるというほどの見込みまでは立てておりませんけれども、大体この数字でいいのではないかなとは思っておりますけれども、ただこれもやはり見込みでございますので、今後動きがあれば国の動きも含めて上乗せ云々ということは今後出てきますので、そのときにまたその辺は精査させていただきたいというふうに思っております。 ◆18番(阿部正敏議員) 例えば見込みというような、この間議長も、あるいは市当局も一丸となってこの辺の個人への利子補給についてお願いしているところでございますけれども、やはり一方でこの件数がふえてくれば、逆に言うと復興住宅への入居が減ってくるというふうな意味合いもかなりありますので、その辺仮に今融資制度を受けられて20年くらいの返済でやると約200万円近くの利子が発生します。そのくらいの利子補給をしていただくと非常に格差がなくなっていく部分もありますので、今後その辺の政府の対応なり国の対応は、いろいろお願いしている中でどういった感触を市長がお持ちなのか、その辺の状況をお聞かせいただきたいと思います。 ◎亀山紘市長 お答えいたします。 早い段階から独自支援策に対する国の財政的支援を求めてまいりました。ある程度のところまで、要するに県の基金の積み増しをして、それで県から各被災地に支援をしていくというような方向まで出てきておりましたけれども、今回の総選挙でこの後全く不透明な状況にあります。国政選挙が終わって、できるだけ早い時期にまた要望活動を開始したいというふうに考えております。何とか60万円の利子補給ではなかなか自立再建を後押しするまでいけるかどうかというところがありますので、とにかく先ほど議員が言われましたように、200万円か250万円ぐらいの支援が必要だというふうには認識しておりますので、今後しっかりと対応していきたいというふうに考えております。 ◆18番(阿部正敏議員) 各個人個人がやっと復興のスタートラインに立てるかどうかという分岐点でございますので、何とか個人個人がそれぞれ再建できるような、そして推進できるくらいの後押ししてあげられるような施策をぜひかち取っていただきたいというふうにお願いを申し上げておきます。 ○議長(阿部和芳議員) ほかにありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部和芳議員) なければ、4款衛生費、あわせて予算案第4条、債務負担行為の補正について質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部和芳議員) なければ、5款労働費について質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部和芳議員) なければ、6款農林水産業費、あわせて予算案第3条、繰越明許費の補正及び予算案第4条、債務負担行為の補正について質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部和芳議員) なければ、7款商工費、あわせて予算案第4条、債務負担行為の補正について質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部和芳議員) なければ、8款土木費、あわせて予算案第3条、繰越明許費の補正及び予算案第4条、債務負担行為の補正について質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部和芳議員) なければ、9款消防費、あわせて予算案第3条、繰越明許費の補正について質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部和芳議員) なければ、10款教育費、あわせて予算案第2条、継続費の補正及び予算案第3条、繰越明許費の補正並びに予算案第4条、債務負担行為の補正について質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部和芳議員) なければ、11款災害復旧費、あわせて予算案第2条、継続費の補正及び予算案第3条、繰越明許費の補正について質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部和芳議員) なければ、12款公債費について質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部和芳議員) なければ、以上で歳出の質疑を終わります。次に、歳入の質疑に入ります。歳入は全款について、あわせて予算案第5条、地方債の補正についても質疑を行います。質疑はありませんか。4番。 ◆4番(黒須光男議員) 6款でやろうと思ったら、議長が早口で進めましたので、ちょっと追いつけなかったものですから、ちょっと質疑します。 まず、農林水産業費の施設園芸団地の委託費と工事費ですとか、工事費だけで23億8,960万円、一般財源6億6,795万7,000円、これはあと下のほうに書かれていますけれども、一般財源、これは市の財源という認識でよろしいのですか。一切補助金はかからないのですか、これは。お願いしたいのですが。 ◎柳田正人総務部長 歳出のほうの一般財源のお話ということで、私のほうからお話しさせていただきますけれども、今回の農業復興対策費、総額で26億円ほどの補正予算がありますけれども、このうち特定財源を除きます一般財源につきましては、震災復興特別交付税ということで今回も充当させていただいております。特定財源の名称が特別交付税も一般財源扱いなものですから、具体的な名称が出ていないということで御理解いただきたいと思います。 ◆4番(黒須光男議員) ちょっと安心したのですが、それだけに私がここでなぜ質問しなくてはならなかったかということは、こういう大きな事業、これは蛇田と須江ですよね。こういう大きな事業が地元の議員に何らナシのつぶてですよ、これは。さっき遠藤議員にもちょっと聞いたら、全然相談されていなかったと。渡辺議員は委員長だから説明されたかどうかわかりませんけれども、だからそういうものが、こういう大きな事業が一切ベールに包まれたままどんと出てくるわけですから、これはどういうことなのでしょうか。国の補助金とはいえ、議会で地元の議員にも耳に入れないまま出てくるということは、根回しが、相当地元対策はあったと思うのですが、一切ないということはこれはどういうことなのですか、産業部長。 ○議長(阿部和芳議員) 黒須議員、歳入について。 ◆4番(黒須光男議員) だから。 ○議長(阿部和芳議員) 補助金の導入について、では産業部長。 ◎阿部正博産業部長 お答えいたします。 議員今おっしゃっている事業につきましては、沿岸部で施設園芸を展開していた方々が今回の震災で津波等の被害を受けたということで、内陸部に生産施設、農業用共同施設等々を整備しまして、市の主要作物でございますイチゴ、トマト、キュウリ等を内陸部で栽培しようと、それに対する支援ということで、これは復興交付金事業でございまして、これがなかなか手を挙げるまで、交付金事業につきましては事前に復興庁のほうといろいろ協議をさせていただいて、金額であれ、事業規模であれ内容が決まっていくという状況でございましたので、その辺この事業も議員おっしゃるとおりかなり金額が大きい事業でございますので、まずは調整等に時間がかかっていたと、不確定な部分で動いていたというのが1つと、それからあとこれにつきましては今回農地といいますか、土地に絡みますものですから、いろいろそちらのほうでも農協、それから土地改良区、それから当然ですが、地権者の方等々でのいろんな調整があったという中で、なかなか財源も確定して、事業が確定して、それで内容も確定してというところで余裕を持って申請までの時間がなかったというところで、どたばたという形で申請をさせていただいたというところで、時間がないという中での地元の議員、それから市議会の議員等に事業の詳細までの説明をするいとまがなかったというところでございますので、御理解を賜りたいと思います。 ◆4番(黒須光男議員) ですから、これ一般財源でないからいいのだという認識でやられたら、これまずいものですよ。これだけの大きな事業、大変な目玉事業ですから、そのぐらいの絵はいろいろあるのでしょう。だから、そういうのは丁寧に地元の議員にも対応して、恥ずかしいのですよ、我々一般財源かどうかもわからないのですよ。質問しなければわからないのですよ、説明もしてくれないから。そういう丁寧さというものがなければ、執行部と我々議員の信頼関係がなくなるわけ。市長を応援しようと思っても、されなくなるわけ。だから、しっかりひとつ気をつけていただいて、今後対応していただきたいということです。 ○議長(阿部和芳議員) ほかにありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部和芳議員) なければ、これをもって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本案については、お手元に配付の議案付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に分割付託することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部和芳議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。 △日程第20 第163号議案平成24年度石巻市土地取得特別会計補正予算(第1号) ○議長(阿部和芳議員) 次に、日程第20第163号議案平成24年度石巻市土地取得特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。本案について震災復興部長から説明を求めます。震災復興部長。 ◎星雅俊震災復興部長 ただいま上程されました第163号議案平成24年度石巻市土地取得特別会計補正予算(第1号)について御説明申し上げます。 表紙番号2、石巻市各種会計補正予算の11ページをごらん願います。第1条は、歳入歳出予算の補正でありまして、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ9億9,032万4,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ82億4,812万4,000円といたすものでございます。 第2条は、地方債の補正でありまして、14ページの第2表、地方債補正にありますように新市街地造成工事に係る分として計上していた公共用地先行取得等事業債の限度額を変更いたすものでございます。 次に、石巻市各種会計補正予算説明書により歳出から御説明申し上げますので、表紙番号3の150ページをごらん願います。1目復興公共事業用地取得費で10億円を減額いたしておりますが、これは新渡波地区に係る造成工事を市街地開発事業特別会計に組み替えるなどしたため減額いたすものでございます。 次に、152ページ、2目利子で967万6,000円を計上しておりますが、これは新蛇田地区に係る公共用地先行取得債の利子を計上したものでございます。 続いて、歳入について御説明申し上げますので、戻りまして146ページをごらん願います。1款繰入金に967万6,000円を計上いたしておりますが、これは公共用地先行取得債に係る利子分として一般会計から繰り入れするものでございます。 次に、148ページ、2款市債で10億円を減額いたしておりますが、これは予算の第2表、地方債補正で御説明申し上げましたとおりでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(阿部和芳議員) これより歳入歳出全款一括して質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部和芳議員) 質疑なしと認めます。本案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、総務企画委員会に付託いたします。 △日程第21 第164号議案平成24年度石巻市水産物地方卸売市場事業特別会計補正予算(第4号) ○議長(阿部和芳議員) 次に、日程第21第164号議案平成24年度石巻市水産物地方卸売市場事業特別会計補正予算(第4号)を議題といたします。本案について産業部長から説明を求めます。産業部長。 ◎阿部正博産業部長 ただいま上程されました第164号議案平成24年度石巻市水産物地方卸売市場事業特別会計補正予算(第4号)について御説明申し上げます。 表紙番号2、石巻市各種会計補正予算の15ページをごらん願います。第1条は、歳入歳出予算の補正でありまして、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ1,026万3,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ3億4,561万1,000円とするものであります。 次に、石巻市各種会計補正予算説明書により歳出から御説明申し上げますので、表紙番号3の164ページをごらん願います。1目水産物地方卸売市場管理費で1,388万1,000円を減額いたしておりますが、これは水産物地方卸売市場管理職員の減員に伴う人件費を減額するものであります。 次に、166ページ、1項公債費で361万8,000円を増額いたしておりますが、これは昨年度地方公共団体金融機構において実施された被災施設繰上償還に係る借換債の発行に伴い、公債費の整理を行ったものであります。 次に、歳入について御説明申し上げますので、お戻りいただきまして162ページをごらん願います。1目管理費繰入金で1,388万1,000円を減額いたしておりますが、これは水産物地方卸売市場管理職員人件費の減額に伴い、一般会計からの管理費繰入金を減額するものであります。 次に、4目公債費繰入金で361万8,000円を増額いたしておりますが、これは被災施設繰上償還の借換債に係る繰入金の調整であります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(阿部和芳議員) これより歳入歳出全款一括して質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部和芳議員) 質疑なしと認めます。本案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、産業建設委員会に付託いたします。 △日程第22 第165号議案平成24年度石巻市下水道事業特別会計補正予算(第3号) ○議長(阿部和芳議員) 次に、日程第22第165号議案平成24年度石巻市下水道事業特別会計補正予算(第3号)を議題といたします。本案について建設部長から説明を求めます。建設部長。 ◎阿部善弘建設部長 ただいま上程されました第165号議案平成24年度石巻市下水道事業特別会計補正予算(第3号)について御説明申し上げます。 表紙番号2、石巻市各種会計補正予算の19ページをごらん願います。第1条は、歳入歳出予算の補正でありまして、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ71億5,944万3,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ106億9,295万5,000円といたすものでございます。 第2条は、債務負担行為の補正でありまして、22ページの第2表、債務負担行為補正にありますように、2カ年事業として実施いたします下水道台帳整備事業を追加いたすものでございます。 第3条は、地方債の補正でありまして、22ページの第3表、地方債補正にありますように、公共下水道建設事業債及び下水道施設災害復旧事業債の限度額の変更をいたすものでございます。 次に、表紙番号3、石巻市各種会計補正予算説明書により歳出から御説明申し上げますが、人件費の整理につきましては説明を省略させていただきますので、あらかじめ御了承賜りたいと存じます。 それでは、188ページをごらん願います。1目雨水排水ポンプ場費の2雨水排水ポンプ場管理費に520万円を計上いたしておりますが、これは排水ポンプ場の応急復旧が進んだことなどに伴い、光熱費を増額措置したものでございます。 3目東日本大震災関係費に1,400万円を計上いたしておりますが、これは仮設排水ポンプの能力を向上させたことなどに伴い、燃料費等を増額措置したものでございます。 次に、190ページ、2目汚水管渠費の2汚水管渠管理費に2,000万円を計上いたしておりますが、これは予算第2条の債務負担行為の補正で御説明申し上げましたとおりでございます。 次に、192ページ、3目東日本大震災関係費で54億300万円、194ページ、1目下水道施設災害復旧費の工事請負費で18億1,969万7,000円をそれぞれ減額いたしておりますが、これは事業費を整理したものでございます。 次に、196ページ、1項公債費に1,946万3,000円を計上いたしておりますが、これは昨年度地方公共団体金融機構において実施された被災施設繰上償還に係る借換債の発行による元金及び低利率になった利子を措置したものでございます。 次に、198ページ、1目償還金に550万円を計上いたしておりますが、これは社会資本整備総合交付金の精算に伴う国庫支出金の還付金を措置したものでございます。 次に、歳入について御説明申し上げますので、180ページにお戻り願います。2目下水道施設災害復旧費国庫補助金で14億4,000万円を減額いたしておりますが、これは歳出予算整理に伴うものでございます。 次に、184ページ、1項下水道事業債で3億3,510万円を減額いたしておりますが、これは予算第3条の地方債の補正で御説明申し上げたとおりでございます。 次に、もう一度182ページにお戻りいただきまして、1項一般会計繰入金は、以上のような歳入歳出予算の調整の結果、53億8,434万3,000円を減額いたすものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(阿部和芳議員) これより歳入歳出全款一括して質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部和芳議員) 質疑なしと認めます。本案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、産業建設委員会に付託いたします。 △日程第23 第166号議案平成24年度石巻市漁業集落排水事業特別会計補正予算(第1号) ○議長(阿部和芳議員) 次に、日程第23第166号議案平成24年度石巻市漁業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。本案について建設部長から説明を求めます。建設部長。 ◎阿部善弘建設部長 ただいま上程されました第166号議案平成24年度石巻市漁業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)について御説明申し上げます。 表紙番号2、石巻市各種会計補正予算の23ページをごらん願います。第1条は、歳入歳出予算の補正でありまして、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ147万3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ3,004万1,000円といたすものでございます。 次に、表紙番号3、石巻市各種会計補正予算説明書により歳出から御説明申し上げますが、人件費の整理につきましては説明を省略させていただきますので、あらかじめ御了承賜りたいと存じます。 それでは、218ページをごらん願います。1項公債費で2万3,000円を計上いたしておりますが、これは昨年度地方公共団体金融機構において実施された被災施設繰上償還に係る借換債の発行による元金及び低利率になった利子を措置したものでございます。 次に、歳入について御説明申し上げますので、214ページにお戻り願います。1項一般会計繰入金は、以上のような歳入歳出予算の調整の結果、147万3,000円を増額いたすものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(阿部和芳議員) これより歳入歳出全款一括して質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部和芳議員) 質疑なしと認めます。本案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、産業建設委員会に付託いたします。 △日程第24 第167号議案平成24年度石巻市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号) ○議長(阿部和芳議員) 次に、日程第24第167号議案平成24年度石巻市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。本案について建設部長から説明を求めます。建設部長。 ◎阿部善弘建設部長 ただいま上程されました第167号議案平成24年度石巻市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)について御説明申し上げます。 表紙番号2、石巻市各種会計補正予算の27ページをごらん願います。第1条は、歳入歳出予算の補正でありまして、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ442万3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ11億1,128万1,000円といたすものでございます。 次に、表紙番号3、石巻市各種会計補正予算説明書により歳出から御説明申し上げますが、人件費の整理につきましては説明を省略させていただきますので、あらかじめ御了承賜りたいと存じます。 それでは、236ページをごらん願います。1項公債費に348万4,000円を計上いたしておりますが、これは昨年度地方公共団体金融機構において実施された被災施設繰上償還に係る借換債の発行による元金及び低利率になった利子を措置したものでございます。 次に、歳入について御説明申し上げますので、230ページにお戻り願います。1項一般会計繰入金は、以上のような歳入歳出予算の調整の結果、442万3,000円を増額いたすものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(阿部和芳議員) これより歳入歳出全款一括して質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部和芳議員) 質疑なしと認めます。本案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、産業建設委員会に付託いたします。 △日程第25 第168号議案平成24年度石巻市浄化槽整備事業特別会計補正予算(第3号) ○議長(阿部和芳議員) 次に、日程第25第168号議案平成24年度石巻市浄化槽整備事業特別会計補正予算(第3号)を議題といたします。本案について北上総合支所長から説明を求めます。北上総合支所長。 ◎新藤喜悦北上総合支所長 ただいま上程されました第168号議案平成24年度石巻市浄化槽整備事業特別会計補正予算(第3号)について御説明申し上げます。 表紙番号2、石巻市各種会計補正予算の31ページをごらん願います。第1条は、歳入歳出予算の補正でありまして、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ223万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ4,946万7,000円といたすものでございます。 次に、表紙番号3、石巻市各種会計補正予算説明書により歳出から御説明申し上げますが、人件費の整理につきましては説明を省略させていただきますので、あらかじめ御了承賜りたいと存じます。 それでは、252ページをごらん願います。1目浄化槽管理費に220万円を計上いたしておりますが、これは当初の見込み基数を上回ることになったため、検査手数料及び保守点検委託料を増額措置したものでございます。 次に、歳入について御説明申し上げますので、248ページにお戻り願います。1項一般会計繰入金は、以上のような歳入歳出予算の調整の結果、223万4,000円を増額いたすものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(阿部和芳議員) これより歳入歳出全款一括して質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部和芳議員) 質疑なしと認めます。本案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、産業建設委員会に付託いたします。 △日程第26 第169号議案平成24年度石巻市市街地開発事業特別会計補正予算(第1号) ○議長(阿部和芳議員) 次に、日程第26第169号議案平成24年度石巻市市街地開発事業特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。本案について震災復興部長から説明を求めます。震災復興部長。 ◎星雅俊震災復興部長 ただいま上程されました第169号議案平成24年度石巻市市街地開発事業特別会計補正予算(第1号)について御説明申し上げます。 表紙番号2、石巻市各種会計補正予算の35ページをごらん願います。第1条は、歳入歳出予算の補正でありまして、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億3,300万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ9億2,400万円といたすものでございます。 第2条は、継続費の補正でありまして、38ページの第2表、継続費補正にありますように4カ年事業として実施いたします新渡波地区事業につきまして、総額及び各年度額の年割額を定めようとするものでございます。 第3条は、地方債の補正でありまして、38ページの第3表、地方債補正にありますように被災市街地復興土地区画整理事業債の限度額を変更いたすものでございます。 次に、石巻市各種会計補正予算説明書により歳出から御説明申し上げますので、表紙番号3の266ページをごらん願います。1目新蛇田地区事業費に100万円を計上いたしておりますが、これは新蛇田地区の土地区画整理事業に伴う人件費を増額したものでございます。 次に、2目新渡波地区事業費に1億3,200万円を計上いたしておりますが、これは新渡波地区の土地区画整理事業施行に当たり、需用費及び宅地造成工事費等工事請負費を措置したものでございます。 続いて、歳入について御説明申し上げますので、戻りまして262ページをごらん願います。まず、1款繰入金に1億3,000万円を計上いたしておりますが、これは復興交付金事業対象分として一般会計から繰り入れするものでございます。 次に、264ページ、2款市債で300万円を計上いたしておりますが、これは予算の第3表、地方債補正で御説明申し上げましたとおりでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(阿部和芳議員) これより歳入歳出全款一括して質疑に入ります。質疑ありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部和芳議員) 質疑なしと認めます。本案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、産業建設委員会に付託いたします。 △日程第27 第170号議案平成24年度石巻市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号) ○議長(阿部和芳議員) 次に、日程第27第170号議案平成24年度石巻市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)を議題といたします。本案について健康部長から説明を求めます。健康部長。 ◎水野正昭健康部長 ただいま上程されました第170号議案平成24年度石巻市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)について御説明申し上げます。 表紙番号2の石巻市各種会計補正予算の39ページをごらん願います。今回の補正は、第1条にありますように、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ14億2,904万3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ238億9,465万8,000円とするものでございます。 次に、補正予算の主な内容について、表紙番号3の石巻市各種会計補正予算説明書により歳出から御説明申し上げますので、300ページをごらん願います。1項療養諸費に13億4,597万7,000円を計上しておりますが、これは本年9月までの支払い実績をもとに今後の給付費の見込み額を措置したものでございます。 次に、302ページ、2項高額療養費で7億2,421万9,000円を減額しておりますが、これは東日本大震災に伴う一部負担金免除措置等により減少する高額療養費について、本年9月までの支払い実績をもとに今後の高額療養費の見込み額を措置したものでございます。 次に、308ページ、1項共同事業拠出金に1億6,750万7,000円を計上しておりますが、これは宮城県国民健康保険団体連合会から示された拠出見込み額に基づき措置したものでございます。 次に、310ページ、1項基金積立金に40万2,000円を計上しておりますが、これは財政調整基金の預金利子積み立て見込み額に基づき措置したものでございます。 次に、312ページ、1項償還金及び還付加算金6億3,937万6,000円を計上しておりますが、これは東日本大震災に伴う国民健康保険税の減免等による一般被保険者保険税の還付金の増額分を措置したほか、平成23年度の災害臨時特例補助金並びに特定健康診査災害補助金及び療養給付費等負担金について過大に交付されたことから、実績報告に基づき返還金を措置したものでございます。 次に、歳入について御説明申し上げますので、280ページにお戻り願います。1項国民健康保険税で11億955万7,000円を減額しておりますが、これは東日本大震災に伴う本年9月分までの国民健康保険税の減免並びに固定資産税課税免除等に係る減収見込み額を措置したものでございます。 次に、282ページ、1項国庫負担金に1億7,403万7,000円を計上しておりますが、これは一般被保険者療養給付費等並びに高額医療費拠出金の増額に伴う交付見込み額を措置したほか、平成23年度の特定健康診査・特定保健指導国庫負担金の追加交付見込み額を措置したものでございます。 次に、284ページ、2項国庫補助金に8億3,339万6,000円を計上しておりますが、これは一般療養給付費等の増額に伴う普通調整交付金を措置したほか、東日本大震災に伴う本年9月分までの国民健康保険税の減免並びに固定資産税課税免除に係る減収等に対する特別調整交付金の見込み額を措置したものでございます。 次に、286ページ、1項療養給付費等交付金に1億5,997万9,000円を計上しておりますが、これは退職被保険者等に係る国民健康保険税の減収及び療養給付費等の増額に伴う交付見込み額を措置したものでございます。 次に、288ページ、1項県負担金に1,665万8,000円を計上しておりますが、これは高額療養費拠出金の増額に伴う交付見込み額を措置したほか、平成23年度の特定健康診査・特定保健指導県負担金の追加交付見込み額を措置したものでございます。 次に、290ページ、2項県補助金に3,934万4,000円を計上しておりますが、これは一般被保険者療養給付費等の増額に伴う財政調整交付金の交付見込み額を措置したものでございます。 次に、292ページ、1項共同事業交付金に1億6,750万7,000円を計上しておりますが、これは高額医療費共同事業拠出金並びに保険財政共同安定化事業拠出金の増額に伴う交付見込み額をそれぞれ措置したものでございます。 次に、294ページ、1項財政運用収入に40万2,000円を計上しておりますが、これは財政調整基金の預金利子収入の見込み額を措置したものでございます。 次に、296ページ、1項一般会計繰入金に1億9,181万9,000円を計上しておりますが、これは一般被保険者国民健康保険税の減額に伴う保険基盤安定負担金の繰り入れ見込み額を措置したものでございます。 次に、298ページ、2項基金繰入金に9億5,545万8,000円を計上しておりますが、これはただいま御説明申し上げました歳入歳出予算の調整の結果、財政調整基金からの繰入金を措置したものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(阿部和芳議員) これより歳入歳出全款一括して質疑に入ります。質疑はありませんか。4番。 ◆4番(黒須光男議員) ちょっとわからないから教えていただきたいのですが、国民健康保険税の皆さんから集める金が約3分の1ぐらい減ったという認識で、その分が国のほうから補填されているという認識でまずいいのかどうか。歳入の内訳見ますと、そういう形でいいのかどうか。 また、このやりくり、健康保険税をもとより単価上げるとか、据え置くとか、随分5億円も6億円も積立金があるとかというようないろんな形で論議もされてきましたけれども、今の経営状況がどういうふうになっているのか、この辺ひとつお尋ねしたいのですが。 ◎水野正昭健康部長 まず、減収といいますか、そこの部分につきましては議員おっしゃったとおりでございまして、最初は9月まで一部負担金の減免ということですけれども、国民健康保険に関しましては平成25年3月まで、要するに今年度分まで延長になりました。その分については、国のほうで負担していただくということでございます。ただ、それは8割でして、あとの2割については県のほうで補填していただくということでございます。 あと先ほど言いました財政調整基金とかの部分ですけれども、平成23年度は震災後の部分で国からのそういったいろいろな補填等がございまして、大変安定したといいますか、最終的には財政調整基金も平成23年度の決算当時は30億円ほどになりました。ただ、それは先ほどちょっと出ましたけれども、過大といいますか、多目にいただいているという部分もございますので、今年度に返さなければならないという部分もございます。今年度返したりした後の財政調整基金は、平成24年度の末には恐らく残る額は4億円から5億円くらいではないかと、そういった形だと思っております。4億円から5億円という、あるようで実は大変厳しいといいますか、例えばインフルエンザとかが急に流行したりしてお医者さんにいっぱいかかるようになりますと、2億円や3億円はすぐになくなってしまうという部分ですので、そういった部分では非常に心配しているという状況でございます。 ◆4番(黒須光男議員) 国民健康保険税、大変負担が、収入の割には高いなと私思っているのです。それで、これちょっと丁寧に市民の皆さんにこういう財政の内訳をお伝えしていただきたいのですが、その方策はどのような形で考えていらっしゃるのか、その辺お尋ねします。 ◎水野正昭健康部長 市の財政なんかの部分で市報に出しますけれども、それと同じように国民健康保険の財政状況といいますか、そういった部分をできるだけ丁寧に、あるいはホームページでもお出しして、なおかつ例えば仮に国民健康保険税を上げなければならないとかというのであれば、その前にきちっとした説明をしていきたいというふうに考えております。
    ○議長(阿部和芳議員) ほかにありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部和芳議員) なければ、これをもって質疑を終結いたします。本案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、保健福祉委員会に付託いたします。 △日程第28 第171号議案平成24年度石巻市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号) ○議長(阿部和芳議員) 次に、日程第28第171号議案平成24年度石巻市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。本案について健康部長から説明を求めます。健康部長。 ◎水野正昭健康部長 ただいま上程されました第171号議案平成24年度石巻市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)について御説明申し上げます。 表紙番号2、石巻市各種会計補正予算の43ページをごらん願います。今回の補正は、第1条にありますように、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ1億8,931万8,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ13億7,362万円とするものでございます。 次に、補正予算の主な内容について、表紙番号3の石巻市各種会計補正予算説明書により歳出から御説明申し上げますので、326ページをごらん願います。1項後期高齢者医療広域連合納付金で1億9,631万8,000円を減額しておりますが、これは東日本大震災に係る本年9月分までの保険料の減額措置等に伴う減収見込み額に基づき、保険料負担金を減額するほか、保険基盤安定負担金の確定に伴い増額措置したものでございます。 次に、328ページ、1項償還金及び還付加算金に700万円を計上しておりますが、これは東日本大震災による保険料の減免等に伴う還付金の増額分を措置したものでございます。 次に、歳入について御説明申し上げますので、320ページにお戻り願います。1項後期高齢者医療保険料で2億38万3,000円を減額しておりますが、これは東日本大震災に係る本年9月分までの保険料の減免措置に伴う減収見込み額を措置したものでございます。 次に、322ページ、1項一般会計繰入金に406万5,000円を計上しておりますが、これは保険基盤安定負担金の確定に基づき措置したものでございます。  次に、324ページ、3項雑入に700万円を計上しておりますが、これは保険料還付金の増額に伴い、その財源となる宮城県後期高齢者医療広域連合からの保険料還付金収入を措置したものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(阿部和芳議員) これより歳入歳出全款一括して質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部和芳議員) 質疑なしと認めます。本案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、保健福祉委員会に付託いたします。 △日程第29 第172号議案平成24年度石巻市介護保険事業特別会計補正予算(第5号) ○議長(阿部和芳議員) 次に、日程第29第172号議案平成24年度石巻市介護保険事業特別会計補正予算(第5号)を議題といたします。本案について健康部長から説明を求めます。健康部長。 ◎水野正昭健康部長 ただいま上程されました第172号議案平成24年度石巻市介護保険事業特別会計補正予算(第5号)について御説明申し上げます。 表紙番号2、石巻市各種会計補正予算の47ページをごらん願います。今回の補正は、第1条にありますように、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ4億6,273万3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ118億8,463万3,000円に定めようとするものでございます。 次に、内容について歳出から御説明申し上げますので、表紙番号3、石巻市各種会計補正予算説明書の350ページをごらん願います。1項総務管理費に300万円を計上しておりますが、これは介護保険の適正な運営に必要な資料を得るため、来年4月の運用に向け厚生労働省が構築を進めている介護保険総合データベースについて、市のシステムをそのデータベースに対応するための改修費を措置したものでございます。 次に、352ページ、3項介護認定審査会費に110万3,000円を計上しておりますが、これは2市1町で共同設置している介護認定審査会の経費に増額が見込まれますことから、石巻地区広域行政事務組合に対する負担金を措置したものでございます。 次に、354ページ、1項介護サービス等諸費に2億7,280万円、356ページ、2項介護予防サービス等諸費に1億7,820万円、358ページ、4項高額介護サービス費等に10万円、360ページ、6項特定入所者介護サービス等費に10万円をそれぞれ計上しておりますが、これは本年10月分までの給付実績から今後の給付見込み額を精査し、不足が見込まれますことから、それぞれ措置したものでございます。 次に、362ページ、1項保健福祉事業費に9万円を計上しておりますが、これは高額介護サービス費の資金貸し付けについて、今まで基金による対応をしておりましたが、介護保険制度が始まった平成12年度以降一度も利用実績がないことから基金を廃止し、今後は予算による貸し付けを実施するため、その所要見込み額を措置したものでございます。 次に、364ページ、1項基金積立金に400万円を計上しておりますが、これはただいま御説明申し上げました高額介護サービス費資金貸付基金の廃止に伴う財政調整基金への積立金を措置したものでございます。 次に、366ページ、1項償還金及び還付加算金に334万円を計上しておりますが、これは罹災の判定変更に伴う保険料の減免額増加及び還付請求のおくれ等に伴い、過年度の保険料還付金に不足が見込まれますことから、所要額を措置したものでございます。 次に、歳入について御説明申し上げますので、336ページにお戻り願います。1項国庫負担金に9,024万円、338ページ、2項国庫補助金に2,901万2,000円、340ページ、1項支払基金交付金に1億3,084万8,000円、342ページ、1項県負担金に5,640万円をそれぞれ計上しておりますが、これらは歳出で御説明申し上げました保険給付費の補正に対する国、社会保険診療報酬支払基金、県の交付見込み額を措置したものでございます。 次に、344ページ、1項一般会計繰入金に6,050万3,000円を計上しておりますが、これは歳出で御説明申し上げました総務費及び保険給付費の補正に対応する一般会計からの繰入金を措置したものでございます。 次に、346ページ、2項基金繰入金の2目高額介護サービス費資金貸付基金繰入金に400万円を計上しておりますが、これは歳出で御説明申し上げました高額介護サービス費資金貸付基金の廃止に伴う基金からの繰り入れを措置したものでございます。 次に、348ページ、3項貸付金元利収入に3万円を計上しておりますが、これは歳出で御説明申し上げました高額介護サービス費資金の貸し付けについて、今後は予算による貸し付けを実施することから、その貸し付けのうち年度内に返済予定の収入を措置したものでございます。 次に、戻りまして346ページ、2項基金繰入金の1目財政調整基金繰入金に9,170万円を計上しておりますが、これはただいま御説明申し上げました歳入歳出予算の調整に伴う財政調整基金からの繰入金を措置したものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(阿部和芳議員) これより歳入歳出全款一括して質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部和芳議員) 質疑なしと認めます。本案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、保健福祉委員会に付託いたします。 △日程第30 第173号議案平成24年度石巻市病院事業会計補正予算(第3号) ○議長(阿部和芳議員) 次に、日程第30第173号議案平成24年度石巻市病院事業会計補正予算(第3号)を議題といたします。本案について病院局事務部長から説明を求めます。病院局事務部長。 ◎鷲見祐一病院局事務部長兼病院局石巻市立病院事務部門事務長 ただいま上程されました第173号議案平成24年度石巻市病院事業会計補正予算(第3号)について御説明申し上げます。 表紙番号2、石巻市各種会計補正予算の51ページをごらん願います。今回の補正は、職員の異動に伴う給与費等の補正を行うものであります。 第2条は、収益的収入及び支出の補正でありますが、病院事業収益を740万7,000円減額し18億9,811万6,000円とするほか、病院事業費用を1億6,635万2,000円減額し19億6,881万4,000円とするものであります。 第3条は、議会の議決を経なければ流用することのできない経費の補正でありますが、職員給与費を1億6,635万2,000円減額し12億4,462万円とするものであります。 それでは、第2条の主な内容について収入から御説明申し上げますので、表紙番号3、石巻市各種会計補正予算説明書の370ページをごらん願います。2項医業外収益で740万7,000円を減額しておりますが、これは退職手当組合負担金に係る一般会計負担金の減額であります。 次に、支出についてでありますが、1項医業費用、1目給与費で1億6,635万2,000円を減額しておりますが、これは給料、手当、法定福利費並びに退職手当組合負担金についてそれぞれ減額するものであります。 以上であります。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(阿部和芳議員) これより歳入歳出全款一括して質疑に入ります。質疑ありませんか。4番。 ◆4番(黒須光男議員) 何点かお尋ねします。 1点目は、今鷲見部長が御説明したのですが、冒頭に職員の異動に伴います減額というふうな話でした。よく精査したら、これは異動ではなく退職されたのではないのかなと、私はこの内容を見ますと。ですから、その辺の一つのお答え、御説明をお願いしたいと思います。これが1点。 次に、新病院の設計が臨時議会で2億2,000万円承認をされました。当初これ1億円予算ついていました。ですから、総額で3億2,000万円というふうなことです。風の便りでありますが、入札しましたら1億6,000万円で入札というふうなことです。ですから、この3億2,000万円の行方、どういう内容だったのか。どういう入札内容だったのか、どれぐらい余ったのか、そういうふうな内容を細かい分も含めて御説明いただきたいということが2点目。 3点目は、総合計画実施計画等をきのう企画部で示していただきました。その中の185ページを見ますと、石巻市立病院の3年間の建設費の内容が計上されている。この総額が49億2,152万円です。建設費の予算そのものが70億円ですよね。ところが、我々不透明になってきておりますのは、状況をいろいろ調べてみますとこの建設費の内容がどうも70億円で終わらないという話です。100億円を優に突破するという内容になってきている。ですから、こういうものも3年間、平成27年以降、その後の総合計画にどのような形で示しているのか、これはやっぱりお示ししていただきたいと。 ○議長(阿部和芳議員) 黒須議員、補正ですので、その中で。 ◆4番(黒須光男議員) そういうことです。こういう内容。 あともう一点は、きのう財政収支見通しを発表されたのです。財政課長来ましてやったのですが、石巻市立病院の補助費については当面増加するということです。これはどういう内容になっているのか御説明いただけませんか。この4点、よろしくお願いします。 ◎鷲見祐一病院局事務部長兼病院局石巻市立病院事務部門事務長 では、まず1点目の職員の異動というふうな形ですけれども、当初の見込みでの予算のとり方が議員おっしゃったとおりその職員がいました。それが異動ということで、異動というふうな言葉を使っておりますけれども、実際は退職でございます。退職で職員がいなくなっていると。当初の予算より人件費がなくなっているので、今回落としているというふうな状況でございます。 もう一つは、設計のほうなのですが、1億円とあと2億2,000万円という、2億2,000万円に関しましては、これは債務負担行為のお伺いを立てておりますので、合わせて3億2,000万円と。これに関しては、確かに1億六千何がしで入札で設計はとっています。そのほかに地質調査ということで、その部分に関しても1,200万円ほどかかっております。それで、あとこれはあくまでも予算ですので、余った分はどうするのだということなのですが、それは70億円の中の範囲でやっておりますので、それ余れば当然建設費のほうに入っていくというふうなことになっておりますので、御理解いただきたいと思います。 次は、総合計画の185ページなのですが、これに関してはあくまでも事業の進捗率でありまして、70.9%を平成27年度を目標にやっていると、そういうことで平成28年度まで入って100%になるというふうな計画でございますので、御理解いただきたいと。 あとは、財政のほうの補助金に関しては、具体的には何の部分で補助をもらうかというふうな部分では財政課とは直接まだ協議しておりませんので、その部分はもしあれであれば総務部長のほうでよろしくお願いいたします。 ◎柳田正人総務部長 昨日の財政収支のお話で、補助費等のお話がございました。青い資料の中で私どものほうで抜き書きして6ページの中で補助費等は病院の開設に向けた云々もあり当面増加していくというような文章表現させていただいています。補助費等の中には、確かにここで言う病院もございますけれども、例えば石巻地区広域行政事務組合への負担金等も大きなウエートを占めてございます。そういう中で、では今後3年間どういうふうなことでこの中に病院の関係の経費を入れているのかという部分をちょっとお話しさせていただきたいと思います。 中身は別にしまして、石巻市立病院、それから牡鹿病院ということで現在ございますけれども、今回の財政収支の中に入れさせていただいている分は、これまでの経費等も含めまして、例えばですけれども、平成25年度の中ではトータルで13億円ほど、平成26年度では同じく13億円ほど、平成27年度では14億円ほどの財政収支見通しの中に病院会計へさまざまな形で、予算の名称は例えば補助金、負担金、出資金等々と予算の出し方がちょっと違いますけれども、トータルの数字では今お話しした財政収支の中に病院会計の負担を入れ込んでございます。 ◆4番(黒須光男議員) 議長からも指摘がありますように補正ですので、余り細かく言うなというふうな御指導でございますので、答弁は要りませんけれども、今の答弁聞きまして、やっぱり議会が指摘しなければ3億円で発注したかもしれません。よく私も調べたら2億円で十分なのです、設計費というのは。だから、最初から3億円とる自体がおかしい。もっと設計費の見積書徴収の際は、正式な形でとってください。これを1つ御指摘しておきます。 次に、総合計画実施計画等です。49億円で示した、後のほうは3割と、3割だから五三、十五、あと10億ぐらい、70億円で終わるような計画でしょう。終わりませんよ、これは。100億円はるかに超えますから、今の駐車場だ、何だかんだ、その分どうするのですか。これは私は一般質問で今から厳しく指摘しますけれども、本当に局長以下身を引き締めてやっていただきたい。そして、しっかり真面目に答弁していただきたい。市民の皆さんにわかるように、ごまかさないでお願いしたいと思うのですが、今後は一般質問等を通じてやっていきたいということです。 次に、今総務部長が何だかんだ言いましたけれども、財政収支見通し、6ページに書いてあるではないですか。補助費等は新石巻市立病院開設に向けた病院会計の経営基盤強化を実施することもあり、当面増加した中で推移する見通し。だから、石巻市立病院をメーンにやっているのですよ。そこに増加していく傾向があるのだということです。どんどん退職してやめていくから、今のところはいいですよ。果たしてこれが再開した場合どうなるのですか、石巻市立病院の先生方を確保できるのですか。等々含めて、やっぱり議会でもっと議論していかなくてはならないなと。議員たちがぐるっと回って、市民の皆さんも一番心配なのは石巻市立病院ですよ。市長に対する厳しい批判もあった、市民の声を聞かないでやっている、まさにそうではないですか。ですから、この辺はひとつ真剣に我々も議論していきたいと思っています。議長から言われましたので、答弁は要りませんけれども、十分に心して改革に向かって進まないと石巻市潰れますから、局長、しっかりふんどし締めてやってください。 ○議長(阿部和芳議員) ほかにありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部和芳議員) なければ、これをもって質疑を終結いたします。本案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、保健福祉委員会に付託いたします。 △日程第31 第174号議案指定管理者の指定について(石巻市上釜ふれあい広場) ○議長(阿部和芳議員) 次に、日程第31第174号議案指定管理者の指定について(石巻市上釜ふれあい広場)を議題といたします。本案について生活環境部長から説明を求めます。生活環境部長。 ◎須田昌義生活環境部長 ただいま上程されました第174号議案指定管理者の指定(石巻市上釜ふれあい広場)について御説明申し上げます。 表紙番号1の31ページをごらん願います。本案は、石巻市上釜ふれあい広場に係る指定管理者を指定するものであります。 石巻市上釜ふれあい広場に関しましては、平成18年度から平成22年度まで地元上釜地区住民で組織する石巻市上釜ふれあい広場管理運営委員会が指定管理者として管理運営を行ってまいりましたが、東日本大震災の発生により施設が被災し、その後仮埋葬地として使用することに伴い、石巻市上釜ふれあい広場が廃止され、同時に指定管理者の指定の効力も失効いたしました。今般石巻市上釜ふれあい広場の復旧が完了し、本年10月1日から市の直営で供用を再開しておりますが、地元住民との調整を行った結果、平成25年度からは従前のとおり指定管理者に管理を行うこととしたものであります。 指定管理者の選定に当たりましては、同施設の設置段階から地元住民で組織する石巻市上釜ふれあい広場管理運営委員会が行うことで協議されており、平成18年度から平成22年度までの管理状況も極めて良好でありましたことから、石巻市上釜ふれあい広場管理運営委員会を指定管理者として選定したものであります。 なお、指定期間につきましては、平成25年4月1日から平成28年3月31日までの3年間とするものであります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(阿部和芳議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部和芳議員) 質疑なしと認めます。本案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、環境教育委員会に付託いたします。 △日程第32 第175号議案指定管理者の指定について(石巻市かなん有機センター) ○議長(阿部和芳議員) 次に、日程第32第175号議案指定管理者の指定について(石巻市かなん有機センター)を議題といたします。本案について河南総合支所長から説明を求めます。河南総合支所長。 ◎伊藤亮河南総合支所長 ただいま上程されました第175号議案指定管理者の指定(石巻市かなん有機センター)について御説明を申し上げます。 表紙番号1の32ページをごらん願います。本案は、地方自治法第244条の2第6項の規定に基づき、石巻市かなん有機センターに係る指定管理者の指定について議決を求めようとするものであります。 石巻市かなん有機センターにつきましては、平成16年11月の供用開始以来、いしのまき農協が指定管理者として施設の維持管理と運営を行ってまいりましたが、今年度の指定期間の満了をもって指定管理から撤退することとなりました。このことから、新たな指定管理組織について関係機関と協議を重ねた結果、かなん有機センターの利用調整義務を担っておりますかなん有機センター利用者協議会の構成員を母体とするかなん有機肥料生産組合が去る10月12日設立されました。 当センターの指定管理に当たりましては、施設の維持管理のみならず、堆肥の搬入から製品の生産販売まで一体的な運営が求められており、安定的な堆肥の搬入と畜産農家みずからが施設の維持管理運営に当たることによる施設利用率の向上、さらにはこれまで指定管理者として業務に当たってまいりましたいしのまき農協の人材や販路を含むノウハウの円滑な引き継ぎなどの観点から、かなん有機肥料生産組合を指定管理者として選定したものでございます。 なお、指定期間につきましては、平成25年4月1日から平成28年3月31日までの3年間とするものであります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(阿部和芳議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部和芳議員) 質疑なしと認めます。本案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、産業建設委員会に付託いたします。 △日程第33 第176号議案指定管理者の指定について(石巻市サン・ファン・バウティスタパーク) ○議長(阿部和芳議員) 次に、日程第33第176号議案指定管理者の指定について(石巻市サン・ファン・バウティスタパーク)を議題といたします。本案について産業部長から説明を求めます。産業部長。 ◎阿部正博産業部長 ただいま上程されました第176号議案指定管理者の指定(石巻市サン・ファン・バウティスタパーク)について御説明申し上げます。 表紙番号1の33ページをごらん願います。本案は、地方自治法第244条の2第6項の規定に基づき、石巻市サン・ファン・バウティスタパークの指定管理者として公益財団法人慶長遣欧使節船協会を指定することについて議決を求めるものであります。 石巻市サン・ファン・バウティスタパークの管理運営に関しましては、平成18年から指定管理者制度を導入しており、県施設である宮城県慶長使節船ミュージアムと一体管理を行うことが効率的であるため、宮城県と連携しオープン当初から管理運営を行っている公益財団法人慶長遣欧使節船協会を同一の指定管理者としているものであります。宮城県では、慶長遣欧使節等に関する調査研究及び学習活動等は継続性が必要であり、企画展、特別展などの事業計画策定に複数年を要するため、最低3年間の指定期間を必要と考えていることから、本市といたしましても宮城県施設との一体管理によるこれまでの運営実績等を勘案し、平成25年度以降におきましても引き続き宮城県に準じて公益財団法人慶長遣欧使節船協会を指定管理者として指定するものでございます。 なお、指定期間につきましても宮城県に準じて平成25年4月1日から平成28年3月31日までの3年間とするものであります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(阿部和芳議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部和芳議員) 質疑なしと認めます。本案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、産業建設委員会に付託いたします。 △散会 ○議長(阿部和芳議員) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。明日から16日まで休会とし、17日に本会議を再開いたします。なお、11日及び12日は各常任委員会を開催し、付託案件の審査をお願いいたします。本日はこれにて散会いたします。   午後2時30分散会...